第2話 お気に入りの作品を効率良く検索するために
さて、まずは薄くて量として多いと思われる漫画・小説・
「収納棚がたくさんあればいいんでしょ?」
──良い答えだ。しかしそれは時にイエスであり、時にノーだ。
収納さえ増えれば部屋が片付くんだ!!という思考は間違ってはいないのですが、だからといって考えなしにどんどん収納物を増やすのも考えものです。収納物を収納物で収納していた、なんて笑い話にもなりませんね。
まだ貴方の部屋に何もない、またはすでにあるとして、収納の優先物は以下になります。
・大きめの本棚
高さをカバーできるのでかなり有効です。ただし重かったり大きかったりするので、新規購入する際は使い勝手や収納力を中心に、慎重に選びましょう。リサイクル家具屋さんがオススメです。
・カラーボックス
かなり手軽に安く手に入るのはこちらですが、ネックなのは高さをカバーできないこと。重ねることはできますが、不安定になりあまりオススメできません。あくまで本棚の補助、メインに据える場合は第1話の処分物を多めにするなど、全体的な収納力と相談して下さい。
さて、第1話の処理を終えていれば、おそらくは、収納に入るくらいの物の量だと思います。(入らないと思ったら、また第1話の処理を繰り返して下さい)そうしたら、今度は1の中でも、「特に頻繁によく見るもの、出すもの」「そこまでは出さないもの」に分けます。そうしたら、「特に頻繁によく見るもの、出すもの」を手前または目線の位置に、「そこまでは出さないもの」は奥または目線から外れた上か下の高さに入れます。カラーボックスの場合は高さがあまりありませんが、例えばよくそれらを見て楽しむ椅子に座ったりして、自分が取り出しやすい・取り出しにくいと思う位置をざっくりとでいいので決めていけばOKです。
そうしたら、あとは詰めるだけ。「これで検索が簡単になるの?」と言われそうですが、実質よく見るもの=取り出す頻度が高いものは取り出しやすい位置、そこまで見ないもの=取り出す頻度が低いものは取り出しにくい位置ということですから、使い勝手は格段に良くなります。そうしたら、あとは基本ですが、作品ごと、シリーズごとに、巻数も順を追って置いていけばOKです。
ただし、こうやって置いていくことは実質簡単そうに見えますが、「ここに置きたいのに高さがありすぎて、大きく上が空く。もったいない」というような、文庫本サイズによくある事態になることも。そういう時は、コの字型…図形にすると、
──────────────
│ │
│ │
│ │
こんな感じの収納を改めて買いに行けば良いのです。この形は100均一で折りたたみとしてある場合もありますし、無◯良品の一体型クリアケースとして販売している場合もあります。よーく吟味して、時にはメジャーを使い、実際のスペースにきちんと収まるものを購入して下さい。目安としては、入れる目的のサイズの本が、上下二段で入れられ、なおかつ奥行きがはみ出さないものです。
そして、出来るだけ、置く本はカテゴライズを統一し、まとめておくと良いと思います。作品やシリーズはもちろん、資料本、同人誌、作品を創造する際に参考になる文献…そういったものを固まりとしてまとめておくのも、「あれはどこだ、これはどこだ!?」と探す必要のない環境を作り出します。
薄くて量として多いと思われる漫画・小説・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます