捻くれmono

第9話 正月

元旦。

一年で一番めでたい日とされている。

なにがめでたいのか分からんが？

しかしながら、何がめでたいのか、皆目見当がつかねーよ！

たかだか、366日目に入っただけなのに。

初日の出なんて普通の日の日の出と変わりねーだろ！

まあ、自分をリセットできるのだったら

初日の出でもハゲのおっさんの頭でも何でも拝んでやるよ！

拝むと言えば、神社！

（今の時代、マジカルバナナ知っている人ってどのくらいいるのだろ？）

神社に行けば、

「あけましておめでとうございます」が連呼！連呼！連呼！

神社ライブですか？

そして三が日だけ人が多い神社。

普段、通いもしない奴らが3日間だけ通いにくる。

賽銭箱は「ご縁があるようにと5円を入れる」など

5円繋がりのよくも分からん根拠で

願いやがっている。

1000円ぐらい入れろよ。金ないのだろ？

俺は金が無いから5円しか入れません。

ケチじゃない、節約だ。

しかし、神様も大変ですね？

でもそれ以外って全部で休みじゃねぇ？

年間363日も休みあるの。何それ、うらやま。

あっ、他にも夏祭りとかに仕事していました。

神様、無責任なこと言ってゴメンナサイ。

お参りが終われば、自宅ゴロゴロだ。

サイコー過ぎ。もう新年とかいいから、365日自宅勤務がいいです。

まあ、なんやかんやで言わせて頂きます。

「明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。」と。

なんやかんやって？なんやかんやはなんやかんです。