第10話 走れメロス
「メロスは激怒した」
この物語で一番印象に残る言葉だ。
人を信じられなくなった王様が次々と人を殺している事実に激怒するのは
まあ分かる。若干、暑苦しさは感じるが…
そして王様にたてつき、処刑されるのは致し方ないことなので分かります。
だが、妹の結婚式に3日間だけ時間を延ばしてくれ?
全く理解できね~!自分勝手過ぎるだろ。
だいたい一国の王様に喧嘩を売る前に妹の結婚式のこと考えて
思い止まれよと言いたくなる。
メロスよ、喧嘩は計画的に!はじめての♪メロス♪
そして真のヒーローの登場、セリヌンティウスだ!
勝手に無二の友人にされ、友人とはいえ、他人の妹の結婚式に行きたいと
勝手に人質にされたのだ。
怒ってもいいんじゃないんですか?セリヌンさん。
それからはダッシュ村だ。走るわ、走るわ。
その姿が必死に描かれているが、よくよく考えると
自業自得だ。
まあ、自分の選んだ道なんで僕はあなたに同情しませんけどね。
妹も可哀想なものだ。買い物に行った兄が帰ってくれば、死刑囚だ。
挙句の果てに「結婚式を早めろ」だ。
まあ、普通だったらブチ切れて怒るところだろう。
メロスさん、いい妹さんをお持ちですね?それともブラコンですか?
結婚式後は再びダッシュ村だ。
そしてメロスは着いた瞬間、衝撃的な一言を言い放った。
「私は途中でたった一度、君が殺されてもしかたないと思ったことがあった。」
おい~、勝手過ぎんぞ!仏の顔も無理だよ。
セリヌンさんはできた人だよ。
「私はたった一度だけ君を疑った。」
いいんですよ、セリヌンさん。あなたは怒っても。
まあ、久々に振り返ってタイトル違うなって思いました。
「凄いぞ!セリヌンティウス」に変えろよ。
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