蠅の王──そう呼ばれても尚、生きる

物語序盤から読者を引き込む“戦争”のダークサイド。
綺麗事の為に戦うばかりが戦争じゃない。
彼らにとって、生きる事と戦争は同義語なのかもしれない。
それでも、願わずにはいられない。彼らの行く末にある“幸せ”という名の希望を。
この出会いが、良き出会いになると信じて。


描写は圧巻です。
作者様の描く彼らの未来。追いたいと思わせる力がある物語です。