間接的なネタバレをしない。
作者ではなく、読者が、レビューを見てみようと思うのは、いつだろうか。
読む前に、読むべきか否かを判断する時かもしれない。
読み終えた後に、同じく読んだ皆がどう感じたかを知りたい時かもしれない。
レビューは作品の紹介も兼ねている。
その為、次の読者に繋げるという役割を担っている。
これは本人が意識する、しないに関わらず、そういった面を持ってしまう。
ゆえに、最も気をつけなければならない点がある。
ネタバレである。
直接的な内容の暴露は言うまでもないが、作中で明かされていく部分というのも、書く際に気をつけなければならない。
この点において、どこまでがセーフで、どこまでがアウトであるか明確な線引きはできない。
ただ、その情報を知っている場合といない場合とで、作中における文章の受け取り方が変わってくる。といった情報が、ひとつの見極めとなる。
例えば、読み進めていて「えっ?」と違和感を感じた瞬間。
まさしく衝撃を受けた瞬間であるし、そこを語りたいという気持ちもよくわかる。
しかしながら、そここそが、敢えて触れるべきではない点である可能性が高い。
ほのめかしてしまうだけでも、次の読者に「構え」を作ってしまう恐れがあるのだ。
事前に「構え」を作らせてしまうと、作品の持つ驚きを、大きく削ぎかねない。
このあたりは、ひとえに「作者の意志をくむ」事が、線引きのカギであると私は思う。
是非とも、次の読者を驚かせる一助となるように心掛けたい。
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