面白くない、は好みに合わないだけ。

「面白くない」を伝えるにはどうすればよいか。

そのためには、自分が「面白い」と思うツボを心得ておく必要がある。

自分が「イイ!」と思うものは作品のどんなところか。


どんなテーマであるか。

どんなジャンルであるか。

どんな展開であるか。


恋愛小説が好きな人もいれば、戦争ものが好きな人もいる。

好みは人によって様々であり、自分の好みに合わないものを「面白くない」の一言でくくるのはいささか乱暴といえる。


「面白くない」のではないのである。自分の好みに合わないだけなのである。


逆をかえせば、自分が好きではない物を好きだという人もいるということだ。

理解はしないまでも、許容する必要がある。

そうした姿勢があって初めて「選択の自由」というものが生まれてくる。


話を戻そう。

「面白くない」を伝えるにはどうすればよいか。

自分が「面白い」と思ったポイントを必ず挙げた上で、好みに合わなかった部分を添えるようにして伝えるべし。


そして、それは同時にみずからの「読者像」を伝える事にもつながっていく。

読者像とは何ぞや。そもそも読者がどういった人間かを伝える必要はあるのか。

ある。


つづく。

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