創作者の為のハローワーク
糾縄カフク
序
はじめに
はじめまして、筆者です。
本作に関してですが、先ず「エッセイ・実話・実用作品コンテスト」向けに書かれた作品である事をお断りしておきます。なお、かかるテーマは「創作との兼ね合いに適した職業とはなんぞや?」――散見するに、周囲でこの切り口は無かった様に思いますので、ひとつ選ばせて頂いた次第です。
もちろん執筆に際し幾つか案を巡らせはしましたが、そもそも体験記なるは原発から傭兵すらが既出で、闘病記に至っては著名人がこぞって出しています。かといってハウツー本の類を書けるほど突出した専門知識がある訳でも無く。最終的な着地点を書籍化として考える以上、ただでさえワナビの筆者が歴史の二の鉄を踏む事になんの価値があるのだろうなと。
そこでふと自身の半生を振り返った所、筆者はどうやら余人に比し職務の遍歴が多いらしい事に思い当たりました。原発の求人は元より、風俗店や出張ホスト。一方で土木や工場を始めとした肉体労働。これは恐らく、文筆やクリエイティブな活動とは無縁の立ち位置にあって、一つに絞れば弱いものの、各職の紹介とレビューを兼ねて行くのであれば、中々に新しいのではないかと。
ですので構成としましては、前半にややネタ寄りの職業を並べ、中盤から後半にかけてを実用的な、現実の範囲内で選び得る職種の紹介という形で進めて参れればと思っております。
経路は最初から読んで頂いても結構ですし、ご面倒であれば終章から逆引きして頂いても構いません。気になっていたけど、内容が分からなかった仕事だけを覗いてみる、なんて方法もアリです。まあ畢竟、お好きにお読み頂ければといった格好ですね。
では次項にて、軽く筆者の自己紹介にだけ触れさせて頂きます。
やはり何事にも、スペックの確認は重要ですからね。
それでは、数万文字のお付き合いになるかと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます