第三章 闘争本能は抑えられない
①脳の構造に照らし合わせてみて
脳の構造について
「闘争心」はどこから湧いてくるのだろうか。私はそれを脳のある部分のどこかに求めた。まずは脳の構造を調べてみて、「闘争心」を司っている部分を探し当てることにする。
脳の分け方は細かすぎてやってられない。左脳は論理的で右脳は直感的だというけど、具体的にどういう小分けがされてそのようになっているのかとかまで調べがついていない。「脳 構造」で検索すればいくらでも画像やHPが出てくるので、それを元に自分で図解したメモがありますが、それはもう色ペンがなくなるほど複雑になってしまってもう何だかわかりません。
なので、本当におおざっぱな分け方をとりあえず説明します。そして、次に私が注目している脳の各部について書いていきます。
(ちゃんと知りたい人は『脳科学の教科書 こころ編』という本に書いてあるので、それをご参照ください。私は電車の中で読もうとして開始二分で爆睡して終点まで行って駅員さんに起こされました)
脳を大きく分けるとこんな感じ(間違っていたらごめんなさい)。中脳、小脳、脳幹については省きます。
●前頭葉
・前頭前野
・運動野
●頭頂葉
・感覚野
・判断、理解
●側頭葉
・聴覚野
・知識、記憶
・言語の理解
●後頭葉
・視覚野
●大脳辺縁系
・情動(おそれ、幸福)
・摂食、飲水
・性行動(本能)
いやー細かい。ちなみに余談ですが、言語に関する部分は多岐にわたっていて、散在しているようです。耳で聞いて意味を理解して単語を解析して発音して、とまあ外国語をがっつり勉強したことがある人はわかると思いますが、言語を一つ覚えるには色々なことをしなければならないことを考えると納得です。
この中で私が特に注目するのが、前頭前野と大脳辺縁系です。
その話は次に回します!
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