『進撃の巨人』について②
『進撃の巨人』は「闘争心」を掻き立てられるなんてもんじゃない大作です。思い出しただけでもガクブルするくらいのシーンが沢山あります。全巻揃えた時は置き場所に困ったくらいです。
この作品が「闘争心」を掻き立てる要因は三点あります。
・『紅蓮の弓矢』
・圧倒的に強すぎる巨人との戦い
・トロスト区奪還作戦
まずは『紅蓮の弓矢』から。
この歌は歌詞をチラ見しただけでも燃え上がってくるものがあります。ていうかもう頭の中は最初のドイツ語のところがエンドレスループです。
皆わかってると思うので、細かいことはなしです。
ドイツ語って、ドイツ兵のイメージが強くて、すっごく軍隊っぽく聞こえるんですよね!!
「進撃でも見るかー」といい加減な気持ちで再生ボタンを押した瞬間流れてくるこの曲!!
そんで、本編では全く活躍しないモブ兵たち(ジャンじゃねえじゃん)の華麗な跳躍と巨人のうなじを裂く映像!!(イェーガー!!)
これでどうやって落ち着いて見ろと言うのだろう。
「今更?」と思われそうなのでこの話はこれで終わりです。
「ああ、今自分すっげえ生きてる」と思ってしまう曲ですね。
次に、あまりにも強すぎてどう考えても人類が勝てるわけない巨人について。
見た目が気持ち悪すぎるし、人間を食べる描写が残酷すぎるし、奇行種とかいうヤバイのもいる。ただの映像なのに本能的な恐怖が湧き上がってきます。
これを目の前にして殲滅宣言するエレンは十歳にして才能ありすぎです。
最後にトロスト区奪還作戦について。
ピクシス司令の大声で「うおおおおおお! やってやるぜえええええ!」となったシーンもいいですが、やっぱり最後の巨人化したエレンが岩を運んで作戦終了するシーンが最高ですね。
「戦え! 戦え!」とずっと言っているエレン。ああ……。
上野であった進撃の巨人展にそのシーンをリデザイン?したコーナーがありましたが、かなり長い時間そこでじっと見ていた気がします。
と、まあ、息が詰まるほど「闘争心」を掻き立ててくるのが『進撃の巨人』。
どうしてこんな残酷な漫画があんなに流行したのか、そして、あんなにも剥き出しの「闘争心」がどうしてそんなに簡単に受け入れられたのか。むしろそれは流行すればするほど相乗効果で熱く広がっていった。それでよかったのだろうか。これが流行する社会ってヤバイよね……?
それについての私の意見は次に書いていきます。
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