第2部-夕闇の影-第8話
潮騒が聞こえる。
仄暗い闇の中、青く光る細波がちらちらと揺れるのが見える。その中央には漆黒の岩礁。一歩足を踏み込むと、じゃり、と耳障りな音が響く。と、岩礁の頂上がぐらりと揺れる。黒い影からゆらりと人の形をした影が生まれると、こちらを見下ろす。乾ききった口で無理やり唾を呑み込み、唇を開く。
「……かあさん」
声に出して呼んでみる。呼び慣れない言葉。だが、影は沈黙を守ったままだ。
「かあさん――、ねぇ、かあさん」
必死に何度も呼ぶ。それでも答えない影は、やがてぼぅっと輪郭を薄ませた。潮騒の囁きが遠ざかってゆく。消えてしまう前に、ひと声、ひと声だけ――。
うっすらと、目を開ける。瞳に映るのは見慣れた自室の天井。衣緒は溜め込んでいた息を一気に吐き出した。夢をみていた。だけど、目を開いた瞬間、おぼろげに掻き消されてしまった。何故だかひどく寂しい思いだけが胸にわだかまっている。思わず涙が浮かんだ目許をこすり――、慌てて飛び起きる。恐る恐る両手を開く。「普通」の指。指の間に水掻きなどない。衣緒は心の底から重い息を吐き出した。が、はっとして布団を蹴るとパジャマの裾を引く。そして、思わずぞくっとする。足首には掻きむしった痕が残っていたが、鱗は綺麗に消えていた。ただ、掻きむしった場所の皮膚が剥がれ落ち、赤くなっている。体に異変が起きていたのは紛れもない事実だった。衣緒は唇を噛みしめて足首をさする。指の水掻きと、足首の鱗。今はこの二箇所だけだが、いつか他に異変が現れないとも限らない。衣緒は夏に出会った母の姿を思い返した。
黒々とした長い髪が白い裸身を包み、丸みを帯びた腰には目の覚めるような鮮やかな緋縮緬の腰巻を身に着けていた。記憶に残っているのは、足首からふくらはぎにかけての部分が鱗で敷き詰められていたことぐらいだ。他に人と違った部分があったのかはわからない。衣緒は大きく息を吐き出した。思い悩んでいても仕方がない。壁掛け時計を見上げると、朝の十時。首を巡らしてカーテンを見やると、明るい陽射しがちらちらとベッドの上で揺れている。ゆっくり立ち上がると部屋を出る。喉が渇いた。そう思いながらリビングへ向かうと。
「――わっ」
誰もいないと思っていたリビングには、書斎からパソコンを持ちだした父が仕事をしていた。
「おはよう」
「……おはよう……」
草平は立ち上がると衣緒の額に手を当てた。
「うん、熱は下がったな」
「え」
「昨夜、熱を出したんだぞ」
そうだったのか。衣緒は眉をひそめると額を指先で押さえる。
「顔色も良くなったみたいだけど、気分は」
「うん、大丈夫」
「良かった」
父のほっとした表情に、衣緒は急に罪悪感を抱くと俯いた。悩み苦しんでいるのは自分だけではない。父も同じ痛みを分かち合っているのだ。
「食欲があるなら、お麩の煮込み作っておいたから」
「うん……」
佐倉家秘伝のお麩の煮込み。風邪をひいた時などに必ず作られるもので、たくさんの麩をうどん出汁で煮込み、卵でとじて刻み葱を散らす。
「それから、里村くんにお礼のメール送っておいてくれよ」
うん、と返してからはっと顔を上げる。草平はにっと微笑みかけた。
「里村くん、真面目でいい子だな。かっこいいし。おまえが好きになるわけだ」
「父さん……!」
顔を真っ赤にする娘の髪を掻き撫でる。
「でも助かったよ。里村くんが知らせてくれないと迎えに行けなかったからな」
「うん……」
衣緒は途端に不安そうに眉をひそめた。昨日の帰りに雄輔と言い争ったことが思い出される。自分の体を気遣ってくれていたのに、ひどいことをしてしまった。心配そうに見つめてくる草平に気付き、衣緒は慌てて問いかけた。
「そういえば、大学は?」
その言葉に、草平は息をつくと肩をすくめた。
「休講にした。今日は……、家にいたくてさ」
衣緒は思わずこみ上げてくるものを感じて口をつぐんだ。病み上がりの自分が気に掛かるのか。それとも、藤木と外食をしたことに対する埋め合わせのつもりだろうか。どちらにしても、父が自分のために時間をつくってくれたことが嬉しかった。
「それから、夕方までに元気になったら、久しぶりに春城飯店に行くか」
春城飯店と聞いて衣緒の表情が明るくなる。近所にある行きつけの中華料理店。一昨日、草平が夕食を買って帰るよう言ったのはここのことだ。
「うん」
「じゃあ顔を洗って。きちんとご飯食べて休むんだぞ」
草平の呼びかけに頷くと洗面所に向かう。
「ああ、衣緒」
呼び止められ、振り返る。草平は眉をひそめ、声を落として囁いた。
「……体は」
衣緒はこくりと頷いた。
「今は、もう、大丈夫」
「そうか……」
目を伏せて呟く父に、衣緒は痛ましい思いで背を向けた。
朝食を済ませ、部屋へ戻ると衣緒は布団に潜り込んだ。息をついてからスマートフォンを取り出す。なんてメールしよう。あんなひどいことを言ってしまったのだ。雄輔は、呆れてもう自分のことなど見放したかもしれない。だが、詫びは入れておかなければ。散々迷った挙句、ようやく画面に触れる。
「昨日はごめんね」
それ以外の言葉が思い浮かばない。ひょっとしたら謝罪も受け付けてもらえないかもしれない。衣緒は不安に駆られながらそのまま送信した。返事は来るだろうか。来なくても仕方がない。彼を怒らせてしまったのだから。と、不意にスマートフォンが震える。驚いて体を起こして画面を覗き込む。
「からだだいじょうぶか」
一行だけの返信。この時間は授業中のはずだ。先生の目を盗んで、漢字変換もせずに慌てて送ったのだろう。思わず目に涙が滲む。
「もう大丈夫。昨日のことは、本当にごめん」
そう送ると、ややあって再び返信が届く。
「あしたもえきまえでまってるからな」
衣緒は思わずスマートフォンを投げ出し、両手で顔を覆い隠した。雄輔の優しさが胸に染みる。彼は不器用ながら全力で好意を示してくれている。だから惹かれたのだ。だが、自分の体は変わり続けていく。人間ではなくなっていく。雄輔と一緒にいたい。側にいたい。どうしたら、自分は自分のままでいられるのだろう。
その日の夕方。ひとりで帰り支度をしている雄輔に緋紗人が声をかけた。
「よ、雄輔。佐倉ちゃん今日は休みだったんだな」
「ああ」
鞄を背負ってから鼻を鳴らす。
「昨日、倒れたからな……」
「倒れた?」
目の色を変えて身を乗り出してくる緋紗人を尻目に教室を出る。
「どうしたんだよ、それで」
「どうしたもこうしたも。お父さんに来てもらったよ」
「なるほど、お父さんね」
意味深な口調に顔をしかめて振り返る。
「何だよ」
「いや、将来のお義父さんかもなって」
「馬鹿野郎」
毒づきながら生徒玄関へ向かい、下駄箱から靴を取り上げる。
「でも、やっぱお父さん、ひとり娘がよっぽど大事なんだな。電話したらすぐ来てくれてさ」
「そりゃそうだろ」
「まぁ、な」
「ところで、どこで倒れたんだ?」
そのまま後をついてくる緋紗人の問いに、空を見上げて思い返す。
「ちょうど熊谷駅前まで来た時。急にぶっ倒れてさ。……体担いだらめっちゃ軽くてびっくりしたよ」
「なになに! お姫様抱っこしたの?」
ここぞとばかりに食いついてくる緋紗人にうんざりした眼差しを投げかける。
「仕方ねぇだろ……」
「うわぁ、いいなぁ! 俺も一度でいいからお姫様抱っこしてみたい!」
「その前に体鍛えろよな」
「雄輔が俺抱っこしてくれよ!」
どさくさに紛れて妙なことを言い出す緋紗人に、顔を歪めて振り返る。
「おまえなー!」
だが、緋紗人の方は涼しい顔で脇をすり抜ける。
「しかし、よっぽど体調悪かったんだな、佐倉ちゃん」
「……ああ」
雄輔は神妙な顔つきで頷いた。
「貧血かと思って救急車呼ぼうとしたんだけど、病院は嫌だって言い張るからさ……」
その言葉に緋紗人の顔から表情が消える。
「……病院を、嫌がった?」
「騒ぎにしたくなかったのかなぁ」
まだ心配そうに呟くと、雄輔はポケットからスマートフォンを取り出す。衣緒からのメールを読み返し、眉をひそめて溜息をつく。そんな雄輔を、緋紗人は黙って見守っていた。その茶色の瞳が夕焼けを受けて金色に染まり、瞳孔を鋭く尖らせながら。
「いらっしゃい! おっ、佐倉先生に、衣緒ちゃん!」
中華料理店、春城飯店の主人はガラス戸を開けて入ってきたふたりに満面の笑みを浮かべた。
「お久しぶりです」
草平は主人に微笑みかけるといつものテーブル席に腰を下ろす。
「今日は何にします?」
「八宝菜」
衣緒の明るい声に草平はほっとした様子で目を細める。
「僕は回鍋肉」
主人の息子がオーダーを厨房に伝えると、主人が早速調理に取り掛かる。魚介アレルギーの衣緒のために、イカやエビを抜いた八宝菜だ。佐倉家の近所にあるこの春城飯店は、草平がこの町に引っ越してきた時から世話になっている。厨房から漂ってくる良い匂いに表情をほころばせる娘に、草平が疑問に思っていたことを口にする。
「そういえば、一昨日は結局夕飯どうしたんだ?」
「ハンバーガー食べに行った」
「ひとり、じゃないな」
その言葉に衣緒はちょっと口を尖らせる。
「そうだよ。里村くんと尾咲くんの、三人で」
「ああ、例の転校生もか。美味しかったか」
「うん。初めて行くところだったけど」
と、そこで思い出したように衣緒が身を乗り出す。
「父さんは? 父さんはどこに食べに行ったの? 藤木先生と」
グラスの水を飲んでいた草平は危うくむせ返るところだった。慌てて水を飲みこむとグラスを置く。
「……イタリアンのお店」
「どんなところ? 美味しかった? お洒落なところ?」
「うん……」
しどろもどろに答える父親に、不満げに顔を歪めるとなおも畳みかける。
「楽しかった? 藤木先生綺麗な人だし、お洒落してた?」
「いや、いつものスーツ姿だよ。仕事帰りだったんだろう」
「そうなんだ。で、いい雰囲気だったの?」
一体、何を期待しているのだろう。草平は戸惑いながらも言葉を慎重に選んだ。
「雰囲気が良過ぎてさ……。店内が暗いから老眼鏡がないとメニューも料理もよくわからなくて……」
「もう、何やってんの」
訳もなく叱咤される中、ちょうど出来上がった料理が運ばれ、ひとまず衣緒の不満を逸らせることはできた。しばらく親子は熱々の料理に専念する。
「まぁ、良かったよ。ご飯を美味しく食べられるぐらい元気になって」
「うん。それで?」
白菜を口に放り込んでから、衣緒は再び上目遣いに父を問い詰める。
「デートは楽しかったの?」
焚き付けられた好奇心はもう抑えられないのだろう。草平は観念すると箸を置いた。
「ちょっと……、大変なことになって」
「なにが?」
観念はしたものの、どこから語るべきか逡巡する。しばし顔をしかめて黙り込み、意を決して口を開く。
「先生がさ、父さんと、お付き合いしたいって」
衣緒の食べる手が止まる。切れ長の黒目が大きく見開かれ、口のご飯を慌てて咀嚼すると立ち上がらんばかりににじり寄る。
「それで? どうしたの?」
「ちょっと……、待ってくれって……」
「は?」
眉をひそめ、裏返った声を上げる娘に苦い表情を返す。
「だって、しょうがないだろ。いきなり言われても父さん困るよ」
「藤木先生が勇気を出して告白したのに、焦らしてどうするの!」
「いや、だからさ」
草平は困り切った表情で反論する。
「まずは衣緒に相談しようと思ったんだ」
「藤木先生ならいいよって、言ったじゃない」
「――うん、それは覚えてるよ。でもさ」
口をつぐむと力なく肩を落とす。黙り込んだ父を衣緒が鋭い視線を注いで見守る。
「……正直、どうしていいかわからなくて」
ぽつりと呟くと、少し間を置いて衣緒は顔を伏せた。
「……衣緒?」
心配そうに声をかけると、娘の肩が揺れている。慌てて腰を上げかけると。
「……おっかしい……!」
衣緒は目尻に涙を浮かべながら笑いを押し殺していた。草平はほっとすると同時に憤然として「おい」と咎める。ひとしきり笑うと、衣緒は溜息をついた。
「でも、仕方ないか。父さん、今まで私のことで精いっぱいで、そういうことには無縁だったもんね」
衣緒の言葉に、胸がちくりと痛む。娘は娘で負い目を感じている。
「じゃあ、早く返事してあげないと。お付き合いしますって」
「おいおい」
眉をひそめて茶碗を下ろす。
「そんな簡単に言えないよ」
「どうして」
「どうしてって……。藤木先生とは十六も歳が離れてるんだ」
十六という数字に一瞬目を見開くが、衣緒は涼しい顔で返す。
「いいじゃない。今、歳の差が流行ってるし」
「流行りとかの問題じゃないだろう」
草平は急に真顔になると思いつめた様子で呟く。
「親御さんが心配するよ。大事な娘さんが十六も年上の子持ち男と付き合うって聞いたらさ」
それを聞くと、衣緒は勢いを削がれたように神妙な顔つきで口を閉ざす。草平は両肘をテーブルに突き、低い声で言い聞かせる。
「俺だって、おまえが十六も年上の男と付き合うって言い出したら嫌だよ」
衣緒が指を折って数える。
「――三一」
「駄目駄目。絶対に駄目」
間髪を入れずに言い放つ父に、衣緒は少しの間黙り込む。が、真顔でじっと見つめると低い声で尋ねた。
「父さんは、どうしたいの?」
草平は箸を止めた。どうしたいのだろう。答えはまだ出ない。
「……よく、わからないんだ」
「藤木先生のこと、好きじゃないの?」
真っ直ぐに言葉をぶつけてくる衣緒に、少し面食らいながらも受け止める。
「嫌いじゃないよ。でも、どうしても慎重になる」
「好きなら付き合ってみればいいのに」
畳み掛けてくる娘に、草平は寂しそうに微笑んだ。
「衣緒、父さんたちにはお試し期間はないんだよ」
「え?」
顔をしかめる娘に、ゆっくり説明してやる。
「父さんや藤木先生ぐらいの年になれば、交際は人生に関わってくる。結婚に限らずね。衣緒のような若者の一年と、父さんたちの一年は違うんだ。だから……、先生の親御さんが心配すると思うんだ」
父親の言葉をそれなりに重く受け止めたらしい衣緒は、眉根を寄せて黙り込んだ。
「それに、父さんはしばらく結婚しないよ。少なくとも、衣緒が成人するまではな」
「父さん」
不安に満ちた細い声に、手を上げて制する。
「おまえのせいじゃない。おまえが気にすることはないよ。これは、父さんが自分で決めたことだ」
「でも」
どこかおろおろした様子で呟く衣緒に、草平は優しく微笑みかけた。
「別にこれはネガティブな決め事ではないよ。衣緒が成人するまではがんばるっていう、励みだよ」
だが、草平はそこで溜め込んだ息を吐き出した。
「ただそうなると、藤木先生が結婚を望むなら、五年待ってもらうことになる。……彼女にとって五年は長すぎる」
重苦しい沈黙が流れ、厨房から野菜を炒める音がやけに響き渡る。気を取り直した草平が箸を皿に向けた時。
「でも、それじゃあ」
衣緒の言葉に目を上げる。娘は強張った表情で真正面から見据えてくる。
「藤木先生に、自分と付き合うのは時間の無駄だって言うの?」
ぎくり、と胸が震える。衣緒の言うことは的を射ていた。
「……そんなことは、言わないけどさ」
「そう言ってるのと同じじゃない」
衣緒はどこかやけになった感じで野菜を口に押し込む。黙々と食べ続ける娘に、言葉が返せなかった。
自分と付き合うのは時間の無駄だからおよしなさい。藤木先生には、自分なんかよりずっと素敵な人が現れるはずです。
そんな心にもない言葉を藤木に投げつけるつもりなのか。
「年齢とか時間とか家族とか、そういうどうしようもないことを理由に付き合ってもらえないなんて、納得できないと思うな」
目を合わさず、淡々と語られる言葉は草平の胸奥深くに染み入ってゆく。
「藤木先生にとっては、自分のことをどう思われているのかが大事なんだもん」
そうだ。藤木本人も言っていた。あなたの気持ちが知りたい、と。
「私は反対しないからさ。お付き合いしてみれば」
「衣緒……」
草平の脳裏に、あの時の言葉が蘇る。雄輔と付き合えばいいと言った時、返ってきた言葉。
「付き合えるわけないじゃない」
衣緒は、自分は誰かと交際することなどできないと言い聞かせている。自分は人とは違うのだ。人と同じ幸せなどつかめない。そう物語った言葉だ。だが、娘の言葉や行動を見ていればわかる。衣緒は、雄輔と一緒にいることで幸せを感じているはずだ。それを奪うことなどできない。草平が言葉をかけようと居住まいを正した時。
「お待ちどお様!」
不意に呼びかけられ、ふたりは驚いて振り返った。見ると、主人がビニール袋を手に提げてにこにこと微笑んでいる。
「焼き餃子だよ! お土産にね!」
「マスター! いつもすみません……」
主人はいつも、佐倉親子がやってくると何かしら一品持たせてくれる。草平が乳飲み子の衣緒を連れてこの町にやってきた時から、彼らの食生活を支えてきてくれたのだ。
「ありがとう、マスター」
衣緒が嬉しそうに袋を受け取り、その表情を見守っていた草平はあることを思いついた。
「――そうだ、衣緒」
「なに?」
顔を上げた衣緒に、草平は身を乗り出した。
「ちょうどいい。ひとつ、提案があるんだけど」
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