何を言うか、言わないか、また、言うべき場、言うべき相手を考える ~場所や人との距離感~
こんにちは、埴輪です!
本来は家族や友人といった、親しい間柄の人に話すべきことを、
特に、Twitterでは大小を問わず、日々その手のトラブルを見かけますが、呟きの範疇を超えた発言が当たり前のように飛び交っている現状を考えると、無理もないかなと思います。
同じ内容でも、誰が発言したか、また、発言者のことをどれだけ知っているかによって、受け取り方は大きく異なるものだと思います。(ジャスティン・ビーバーがお勧めするのと、私がお勧めするのでは、効果の程が雲泥の差ですからね!)
少々過激な発言であっても、発言者の人となりを知っているなら納得できる、あるいは、許容できるという場合もあると思いますし、いかに突飛な主張であっても、発言者の家族や友人なら大いに共感できるという場合もあると思います。
ただ、発言者のことを知らない人にとっては、発言の内容が全てなので、言い過ぎだ、その主張はおかしいと、反感を抱かれやすいのだろうと思います。(だからといって、その発言に対して露骨に呟いたり、発言者に物申したりするのも、行き過ぎだとは思いますが……)
ちなみに、私はモーグリ(※1)に対して過激な発言が多いですが、カリカリクポ(※2)を経験している人としていない人では、受け止め方が大きく異なると思います。
昔は日記ぐらいしか、自分の考えや思いを書き記す場がなかったことを思うと、今のようにあらゆる場で自分の考えや思いを書き記せることは素晴らしいことだと思いますが、それが第三者に閲覧されることのリスクに対する危機感に乏しいと言いますか、「場所や人との距離感」が掴めないまま、発言を繰り返している方も少なくないように感じています。(日記は誰かに見せるものではありせんし、また、見せられるような内容ではありませんが、そんな日記を書くような感覚のまま、第三者が閲覧できる場で発言している人が、存外、多いのではないかと思います)
この「場所や人との距離感」は、発言者だけでなく、それを目にする側も意識することが大事だと思いますが、いわゆる「
最近、Twitterで話題になった「冷凍餃子」にしても、旦那さんもまさか家族に向けて発言した内容が、世界中に向けて発信されるとは思っていなかったはずですし、少なくとも、その呟きを閲覧した人に向けて発言したわけでもありませんし、そもそも、その呟きの内容が実際にあったことなのかどうかも分からないという状況の中で、これほど多くの人の話題になるということは、ただだた、恐ろしいことだと思います。(「冷凍餃子」の旦那さんにしても、「ポテサラ」の男性にしても、何らかの意図があっての発言ではないと思いますしね……!)
私は作家なので、意図的に日常生活に関する発言や、日々思ったこと、考えたことをこのように第三者が閲覧できる場に書き記しているわけですが、それでも何でもかんでも書いているわけではありませんし、公にすることで荒れてしまうことが予想される話題に関しては、家族や友人に語るに留めるよう心がけています。(本当に伝えたいことは、小説にしますしね!)
誰でも自由に、世界に向かって発言できるようになった今だからこそ、何を言うか、言わないか、また、言うべき場、言うべき相手を考えることが大切なのだろうと思います。
※1:スクウェア・エニックス(旧スクウェア)のゲームソフト「ファイナルファンタジーシリーズ」に登場する架空の生物。通称「白豚」。
※2:「ファイナルファンタジーXI」に登場するモーグリが、栽培で育てた植物を枯らしてしまったときに放つ台詞。水やりは主人(プレイヤー)の役目と、枯れゆく様を見届けた挙げ句、水やりを怠った主人をなじるという、モーグリのサイコパスっぷりが窺える。
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