なぜゲームをするのか?
こんにちは、埴輪です!
先日、某うどん県の県議会がゲームやネットの依存症対策を盛り込んだ条例の制定を目指していていることが話題になりましたが、この手の話を聞いていつも思うことは、「なぜゲームをするのか?」ということを考えて欲しいということです。(条例はゲームやネットとなっていますが、「大切なことは全てゲームで教わった」と豪語する私の近況ノートですので、以下はゲームに絞ってお話させて頂きます!)
理由は一つではないと思いますが、数ある時間の使い道の中からゲームをすることを選んだ、あるいは、選ばざるを得なかったということは、間違いありません。
その上で、ゲームをする時間を減らした方が良いと言うならば、ゲーム以上に時間を使いたくなる「遊び」を提示する必要があると思います。(ゲームができる時間が短くなったから勉強をしよう、スポーツをしよう、家の手伝いをしようという発想になるはずもないことは、一度でも子供だったことがあれば明白だと思います!)
いわゆる「ゲーム依存」は結果でしかありません。
本気で「ゲーム依存」を解消せんとするならば、ゲームをする時間を減らすのではなく、ゲームに依存するようになった原因を取り除かなければなりません。
……上記条例の素案には、高校生以下の子どもを対象にゲームなどを利用する時間を1日あたり平日は60分、休日は90分に制限するなど、具体的な制限が盛り込まれているようです。
もしこの条例が実施された場合、ゲームで遊べなくなった子どもに対して、大人は何を与えることができるのでしょうか?
子どもと一緒に遊ぶ時間でしょうか?
子どもが遊ぶためのお金でしょうか?
それらの代わりとして、ゲームを与えていたのではないでしょうか?
……考えるほどに、「ゲーム依存」は起こるべくして起きたとしか思えません。
それを解消するためには、子どもが安全かつ無償(もしくは安価)で遊べる場所を提供したり、親が子供と遊べるように労働時間を短縮したり、行政が関わるというのなら、それぐらい大胆な対策を講じなければ、全く意味がないと思います。
あるいは、「ゲームをより楽しむため」として、休憩時間の確保やストレッチを推奨するなど、ゲームをポジティブに捉えたアプローチが必要ではないかと思います。
また、世の中には「ゲームより」ではなく、「ゲーム以外にも」面白いこと、楽しいことはたくさんあるはずです。
そうした面白いこと、楽しいことに興味を持ち、時間とお金を使うようになれば、自然とゲームをする時間は減っていきます。(一日が24時間なのは不変なので)
……いささか乱暴な話ですが、ゲーム以外の「遊び」にも、「〇〇依存」が問題になるほど面白いもの、楽しいことを生み出して欲しいものです!
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