スマホとの付き合い方(距離感)

おはようございます、埴輪です!


通勤中の電車で周りを見渡すと、ほぼ全ての乗客が、スマホを手にしています。


今や当たり前の光景かもしれませんが、一歩離れてみると、とても奇妙な光景とも言えるのではないでしょうか。(通勤ラッシュの混雑も大概ですが……!)


だから……という訳でもないのですが、私自身、何かとスマホを手にしている時間が長いと感じたので、その時間を減らしてみることにしました。


スマホはちょっとした隙間の時間を活用するには最適ですが、果たして、本当に活用していると言えるのだろうか……という疑問が、動機だったように思います。


経験上、スマホを手にすると、当初の目的……天気を調べるとか、Twitterを確認するとか……だけでは終わらず、次から次へと、色々なことに「活用」した結果、あっという間に時間が経ってしまうということが常でした。


時間潰し……私はこの言葉が好きではないのですが……には最適ですし、新たな情報を得られたという満足感も得られますが、それが本当に自分が必要としていた情報なのかと言えば……そうでもないことも、多かったように思います。


話は逸れますが、執筆やランニングなど、始めるのが大変なことでも、まずは一文字だけでも、一歩だけでもと始めてみることで、二文字目、二歩目へと繋がっていくものですが、それはスマホにおいても同じではないかと私は思います。


一つの情報を得ようと思ってスマホに触れても、そういえばあれも知りたかったんだとか、ここに書かれているのはどういう意味だろうとか、情報は情報を呼び、終わりというものがありません。(なので大体、時間切れによって中断されます)


それによって、思わぬ情報と出会うこともありますし、それは快感ともなり得ますが、自身がやるべきことが明確である状態で、新たな情報を得てしまうと、自身の許容量をオーバーしてしまうのはないか……というのが、私の考えです。


私はここ最近、10時間作業が続いていたこともあり、通勤時間を活用しなければ……とも考えていたのですが、仕事だけで許容量をオーバーしているという自覚もあり、スマホを一切手にしないようにする……のは難しかったので、手にする時間を制限し、それ以外の時間は触れないようにすることを決めました。


その結果、通勤の電車の中はほぼ目を閉じて、うとうとしているような状態で過ごことになりましたが、職場での休憩時間ではスマホではなくポメラ……キーボード付きメモ帳……を活用するようになり、中々の文量を書くことができました。


これまでは息抜きにとスマホを手にしていましたが、実際に執筆をしてみると、息抜きとしては執筆の方がむしろ適しているような気がしました。(仕事とは異なることに集中することが、気分転換に繋がったのだろうと思います)


また、通勤の電車の中でひたすら休んでいたことにより、帰ってから寝る前でまに遊ぶための体力を温存することができたようにも思います。


スマホとの付き合い方、距離感は人それぞれだと思いますが、少しでも時間があるとスマホを手にしてしまうという方は、スマホではない何かに手を伸ばす……あるいはスマホを手放すことで、新たな時間の活用法と出会えるかもしれません。

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