「リメンバーミー」を見て思う、夢より大切なもの ※ネタバレ注意
おはようございます、埴輪です!
昨日の昼下がり、TSUTAYAで借りた「リメンバーミー」を観て、大号泣した私。
本当に、音楽と映像の合わせ技はズルいと思います!(褒め言葉)
……というわけで、今日はタイトル通りネタバレがありますので、ご注意下さい!
ちなみに、本作のwikiにはあらすじどころか、ストーリーの詳細が書かれているので、この近況ノート以上に危険であることもお伝えしておきます!
※※※ネタバレ防止用空白・始まり※※※
※※※ネタバレ防止用空白・終わり※※※
……というわけで、早速始めましょう!
本作は家族の反対を振り切って、夢を掴もうとする少年の物語として始まり、最後には、夢よりも家族の方が大切だと少年が気付くことで、物語は終わります。
とはいえ、夢を諦める物語でもなければ、単に家族が大切だという物語でもなく、夢を叶えるために犠牲は必要なのか、そうやって掴んだ夢に価値はあるのかという、結果ではなく、過程にこそ目を向けた物語であると、私は感じました!
私自身、プロの作家になるという夢を抱き、そのためにはあらゆるもの犠牲にし、執筆に専念しなければならないと考えたこともありましたし、プロの小説家になるという結果を手にすれば、それらの犠牲も報われるに違いないと思っていました。
ただ、今は苦労は報われることがあっても、犠牲は犠牲でしかないのではないかという思いもあり、本作を観たことで、その思いはさらに強くなりました!
私は自費出版を検討した際、母を喜ばせるどころか、出費の面で多大な心配をかけてしまうという事実に直面し、悩んだ末断念したのですが、担当者はそうした母の心配も乗り越えなければならない障害であり、多額の出版費用も成功のためのリスクであるとしか考えておらず……確かに、成功すれば母の心配を押し切って自費出版に踏み切ったことは英断であり、美談となるかもしれませんが、それは結果論でしかなく、結果が出るまでの間、母にかける心配を思えば、いくら有名になっても、お金を稼いでも、後から埋め合わせることはできないのではないかと、私は思います。
……そんな考えだから結果が出ていないのだと言われればぐうの音もでませんが、
私は結果よりも過程、日々の人生を大事にして、生きていきたいと思います!
私が小説を書いているのも、そこには結果ではなく過程が描かれ、また、それを楽しむことができるメディアだからかもしれません!
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