作家とライターの違い(独断と偏見)
こんにちは、埴輪です!
今週はFF14のパッチ4.3がリリースされたこともあり、FF14漬けの毎日でした!
……まぁ、いつも通りといえばいつも通りなのですが!
ただ、カクヨムで書く以上、少しでも執筆にまつわることを書きたいと思ってはおりますので、ふと思ったことを、ふと思ったまま書き連ねてみたいと思います!
――それは、「作家とライターは似て非なるもの」だというということ。
どのような違いがあるかと言えば――私の独断と偏見ですが――、作家は自分の書きたい物語を書き、ライターは読者が読みたい物語を書くものだと思うのです。
私は常々、ゲームのシナリオも作家が書けばいいのではないかと考えていたのですが……そうなっていないのは、上記の違いによるものなのかもしれません。
これはどちらが良い・悪いという話ではないのですが、需要という面でみれば、今は作家よりもライターが求められているのではないかと私は思います。
ぜかといえば、単に物語の需要が増えているというだけでなく、「こういう物語を書いて欲しい」というリクエストもあるため、それに見合った物語を書くことができる人材……すなわち、ライターが求められているのだと思うのです。
私はごく短期間ではありますが、ライターとして物語を書いた経験があります。
それには培った小説を書く技術が大いに役立ちましたが、果たして書き上げた物語は、自分が書いたものであっても自分のものでないという実感に加え、契約上においても、著作権は物語の執筆依頼をした会社のものとなっています。(職務著作)
それに対して不満はありませんし、その物語を書くことで、会社に貢献できたという自負もありますが、それから得られる満足感は、自分の小説を書いた時とは異なるものであり、私は書きたい物語を書きたいと気持ちを新たにした次第です。
もちろん、プロの作家も――余程の大物ではない限り――出版社や編集者からのリクエストを受け、それを満足させる作品を書いているはずですが、作品の著作権は作家のものですし、その人にしか書けないと考えるからこそ、出版社や編集者もその作家にリクエストしてるはずです。
……ただ、「こういう物語を書いて欲しい」というものが先にあれば、それに見合あった物語を書ける人なら誰でも良いということになり、これが上記の「作家よりもライターが求められているのではないか」……という話に繋がります。
これは単に、物語の需要に対して、作家の数が圧倒的に不足しているという現状があるのではないかと思っていて、世の中に数多くの小説投稿サイトがあり、プロデビューを確約するコンテストも連日のように開催されている一方で、誰もが知るような人気作家、人気作品が少数であるということも、上記の現状……作家不足を反映したものではないかと思うのです。(なので、多くのコンテストは作家ではなくライターを募集しているのでは……というのが、私の考えです。)
……とはいえ、私は作家の方がライターよりも優れていると考えているわけではなくて、自分が作家なのか、はたまたライターなのかと自問することで、より自分に合った執筆の方向性を確立できるのではないかと思います!
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