ぼやけた視界も悪くない

こんばんは、埴輪です!


私は目が悪いので、眼鏡をかけずに部屋の掃除をすると、掃除が終わってから眼鏡をかけた時に、見過ごされた汚れを目の当たりにして、愕然とすることがあります。


……それは眼鏡をかけて掃除すればいいだけの話ですが、私が言いたいことは、何かもがくっきり、はっきりと見えなくてもいいのではないか……ということです。


たとえどんなに掃除が行き届いた部屋だろうと、這いつくばって目を凝らせば、塵や埃の一つや二つは見つけることができるものだろうと思います。


ただ、それが見つかることと、見つからないことでは、どれだけの違いや差があるかと言えば……何もない、あるいは、非常に軽微なものだろうと思います。


もちろん、眼鏡をかけていても分かるような汚れはキレイにした方が良いと思いますが、果たして、眼鏡をかけないと分からないような汚れまで気にする必要はあるのか……むしろ、気にし始めたら切りが無いのではないかと思うのです。


それに、自分がくっきり、はっきり見たいと思うものには顔を近づけたり、眼鏡をかけて見たりするわけですから、それで十分ではないか……私はそう思います。


……もしかすると、目が悪くなってしまうのは、ゲームやスマホのせいばかりではなく、世に溢れる情報を遮断しようとする、人間の防衛本能なのかもしれません。

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