お金が愛しい……もとい、愛しいお金

おはようございます、埴輪です!


今朝はお出かけ前に特別区民税・都民税の申告書を作成していたのですが、職業欄に「作家」と記入した以上、一つの現実に向き合わなければならなくなりました。


要は平成29年の収入を調べることになったのですが、その中で向き合うことになった「電子書籍の売り上げ」について、ここで公開したいと思います!


……こうした情報は、公にすべきものではないのかもしれません。

具体的な収入額は、家族でも教え合うようなものではありませんからね!


ただ、これから電子書籍を始めようとする方、実際に電子書籍を販売している方にとっては、一つの目安になるのではないかと思い、公開することを決めました。


ただし、公開するのは金額だけで、月に何冊売れたとか、どの作品がどうだとか、そうしたことまでは公開しませんし、電子書籍で稼ごうと思っている方にとっては、何の目安にもならないと思います。(こうはなるまいという意味では、目安になるのかもしれませんが……!)


また、私がこの金額を見て思うことは、本当にありがたいなということです!

これだけ多くの小説がある中で、私の作品に出会ってくれたこと、お金を払ってま

で読もうと思ってくれたこと、何より、作品を読んで頂いたこと。


そうした事実がなければ、結果も何もないわけですから、こうして公開できる金額があるというだけでも、電子書籍を販売して良かったと思います!


もちろん、最初は生活費にでもなればという目論見があったことも事実です。

それが甘い考えだったということは、販売してすぐに思い知った訳ですが、それでも販売を続けているのは、そこに金銭では推し量れないものを感じているからに他なりませんし、まだ堂々とは言えないまでも、自分は作家だと言えるようになったのも、電子書籍を販売しているという事実があるからだと思います。


それに、まだまだ売り始めて数年ですからね!

Amazonが消えてなくならない限り、あるいは、電子書籍の販売にコストが要求されるようにならない限りは、ずっと販売を続けることができる――読者との出会いを待つことができる――それが、電子書籍の最大の魅力ではないかと思います!


……と、前置きが長くなりましたが、これだけ予防線を張っておけば、そんな金額なんて知りたくもないという方は、きっともう引き返してくれているだろうことを信じて、それそろ私の平成29年に得た収入のほぼ全額といってもいい、Amazonでの電子書籍売り上げ総額を発表せて頂きますと、ズバリ「496円」でした!


……最後はさらっと公開させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?


この金額に何を思うかは、皆様の自由です!


何を言ったところで、販売している以上は、読者に金銭を要求しているわけですし、それだけの価値があると信じているからこそ、販売しているわけです。


その観点からすれば、私の作品は通年でこれだけの価値があったということです!


繰り返しになりますが、何もしなければ……小説を書かなければ、電子書籍を販売しなければ、読者の方に買って頂かなければ、私が決して手にすることのなかったお金だと思うと、本当に愛おしいです!


……と、気付けば出かける時間になっていましたので、この辺で!

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