「過去編」の方が面白い?

おはようございます、埴輪です!


ビューン!


……それはともかく。


最近は次回作を書くための地固めとして、まずは過去に起きた出来事をまとめているのですが……「こっちの方が面白いんじゃね?」と思うこともしばしばです。


思い起こせば、漫画にしろ小説にしろ、本編より過去編に傾倒していく作品も珍しくない気がするものの、過去編があったからこそ本編があるのですから、それが面白くなければ、本編も面白くなりようがないのではないかとも思います。


また、過去編のほうが自由に書けるといいますか……いや、本編も自由に書いていいとは思いますが、やれ読者の引きだ、大どんでん返しだと、演出面で考えることが多いのも事実で、それはさながらプレゼンテーションのようなものでもあり、本当に書きたいことというものは、過去編にこそ現れるものなのかもしれません!


……そんなわけで、合間合間で過去の出来事を書き留めているのですが、その中で思いつく事も多く、あれも書いてこれも書いてとなると、切りがありません!


ただ、過去を書く、歴史を書くということが、短期間でできるはずもなく……それも、自分で一から考え出したものというならば、なおさらです。


平行して、別の短編小説の準備も進めている私ですが、短編は本編だけで勝負する――過去まで描いていたら短編にならないので――という点が、書き手にとっても読み手にとっても、気軽に楽しめる要因の一つなのかもしれません!


本編を書き続けることで、それ自体がいつか過去になっていくこともあるでしょうし、時間をかけて過去編を書き上げ、それ自体、またはそれを土台にした本編を書き続けていくこともまた、一つの作品作りだと思います。


後にやるか先にやるかという違いだけで、どうしたって過去とは向き合わないといけない以上、焦ることなく、じっくり向き合っていきたいと思います!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る