11日目 ~疲れた時には寝よう!~
こんばんは、埴輪です!
昨日は疲れ果てた頭で近況のノートを書かせて頂きましたので、何かとお見苦しい点があったと思いますが、ご容赦頂ければ幸いです!
……というわけで、昨日の続きになりますが、近況ノートを書き上げた後、私は1時間半ほど仮眠を取りました。
その結果、目覚めてからは「元気はつらつ!」……とまではいかなくとも、頭の疲れも取れまして、快適に執筆……ではなく、FF14ライフを過ごすことができました!
……単に晩酌をしなかったからという気がしないでもないですが、ともあれ、「疲れた時は寝る」という当たり前なことの有用性を、改めて痛感した次第です!
――そもそも。
人間はなぜ毎日寝ているかといえば、もちろん寝ないと頭と体が働かなくなるからで、それならば、「寝れば回復する」ということは明白です。
多くのRPGで体力を回復する手段に宿屋が採用されているのにも頷けます。
「せっかくの休日なのに、ごろごろ寝てばかりで……」とはよくあるお小言かもしれませんが、本来、休日はごろごろ寝てばかりいるためにあるもので、それ以外のことも平日にやっておく……というのが、理想の生活ではないかと思います。
平日は仕事の時間で、休日は趣味の時間。
……いつからこのようになったのかは定かではありませんが、これは普通のようで普通ではないというか、むしろ恵まれている方だという声すら聞こえてきそうですが……やはり、何かおかしいような気がしてなりません。
今朝のラジオで、今の政治家は土日に別荘で過ごすような時間もない……みたいな話をちらっと耳にしましたが、そんな目の回りそうな過密スケジュールの中で、日本の重要な事柄が決められていくというのはいかがなものか。
恐らく、今こそ加速していく時代のスピードに対して、ブレーキをかけることこそ必要なのではないかと思います。
そして、生じた余裕を本当に必要なことに使う……そうしないと、あっという間に燃え尽きてしまうのではないかと思います。
……ここでいきなりFF14の話になって恐縮ですが、ゲームを始めたばかりの新人さんが書いている日記を拝見すると、とにかく急いでいるような印象を受けます。
一歩一歩、じっくりと時間をかけて楽しめる「初心者」という大事な時間を一気に駆け抜け、経験が十分でないまま大きな壁へとぶつかり、挫折し、引退していく……そんな顛末が見えるかのようです。
私は何度も言っている通り、オンゲーは現実世界の縮図だと思っています。
その上で、急いでゲームを遊んだプレイヤーがどのような問題に直面しているかといえば……「やることがない」ということです。
これは本来、時間をかけて取り組むべきことを駆け抜けた結果であり、この経験不足によって高難易度のコンテンツに挑めるスキルが身についていないというのも、さらにやれることの幅を狭めてしまっているように思います。
何かを得る、楽しむということには、時間がかかるものです。
ただ、そんな悠長なことも言ってられないと、できるだけ短い時間で楽しめるという方向に娯楽は特化しつつありますが、そうすると、「時間をかける」という楽しさは損なわれていく一方です。
この流れには、一つの玩具でずっと遊べてしまうと、新しい玩具を買って貰えないという商売上の問題が大いに関係していて、それなりに遊んだら飽きて欲しい、そして飽きるような娯楽で十分だというのが、大人の事情だろうと思います。
そう言った意味では、毎月決まった額を徴収することで、新たなコンテンツを更新し続けるというオンラインゲームのシステムが、いかに理に適っていることか。(これなら、ずっと遊んで貰える娯楽を提供できますからね!)
そもそも、いかに急いだところで完全に遊び尽くすことなどできないのがオンラインゲームですし、いつか必ず終わりが来るものでもありますから、その時が来るまでじっくり遊べば良いと思うのですが……驚くほど、皆ハイペースです。
その根底にあるのは忙しさで、限られた時間で遊ぼうと気合いを入れると、それはもう急ぐことになるでしょうが、そこまでハマっているのなら、忙しさの方……つまりは仕事の方をどうにかできないかと考えるのが、自然な流れなのではないかと。
……こんな話をすると眉をひそめられてしまうかもしれませんが、今やりたいことをやるためにはどうするべきかを考えることも、自分の人生を楽しむ上では必要だと思いますし、一番やりたいことが仕事だというのでもない限りは、やりたいことができるような状況を整えていった方が、幸せなのではないかと思います!
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