止めるための言い訳
こんにちは、埴輪です!
昨日は三連休初日を謳……諸事情により、近況ノートをお休みしました!
……いやー、大変だったんですよ、実際。
ランニングをしていたら、数年ぶりに
ただ倒れるだけであのダメージ……作品ではよくキャラを吹き飛ばしたり、転がしたりしてますが、本当、苦労をかけているなと思います!(でも、やっちゃう!)
あと、最近の絆創膏は進化しているようで、透明なフィルムを傷口にあてたところ……翌日になったら、真っ白に膨らんでる! ……というのは仕様だったので問題ないのですが、本当、気がつかない内に時間は経っているんだなぁとしみじみ。
……っと、そろそろ本題に入りたいと思います!
――その昔。
私は大好きなゲームの非公式応援サイト(ホームページ)を作っておりまして、ほぼ毎日イラスト(落書き)を描いて更新するということをしていました。
やがて作品数が100を越え、次は目指せ200作品……と息巻いていたのですが、ある日突然、描くことを止めてしまいました。
――なぜか?
それは、掲示板(BBSって……分かるかな?)に寄せられるコメントの数々……「
どんな作品を書いても、寄せられる言葉は似たり寄ったり。
返す自分の言葉も、似たり寄ったり。
こうしたやりとりがこれからもずっと続いていくのか……そう考えた時、言葉は悪いですが、馬鹿馬鹿しさを感じてしまったのです。
……その日を境に、私はサイトを一切更新しなくなりました。
でもって。
私は上記の理由で止めたとばかり思っていたのですが……改めて考えてみると、単に「止めるための言い訳」を探していただけだったのだろうと思った次第です。
というのも、100作もイラストを書いているとネタもなくなってきますし、一枚を書き上げるために必要な時間も労力も、増える一方でした。
私は褒められるとすぐ調子に乗るので、「
……ただ、「200作品を目指します!」と言ってしまった手前、今更それを止めるとも言えない……そんな時に、私は掲示板を見て「これだ!」と思ったのです。
――でも。
本当の理由は単に「イラストを書くのが疲れた」ということですし、誰に強制されているというわけでもありませんから、更新ペースを落とせばそれで良かったはずなのに、私はすっぱりそれを切り捨てることで、大きな安らぎを得ました。
確かに、それは当時の私にとって必要なことだったろうと思いますし、それぐらいイラストを書くことを負担に感じていたのも事実です。
ただ、そのためにサイトで繋がりができた方との関係性も、一方的に断ち切ってしまったわけで……それは大きな損失だったと、今では思います。
……何よりも、せっかく頂いたコメントに対して何と失礼なことを思っていたか!
サイトを立ち上げた時は、来訪者の数を告げるカウンターの数字が伸びる度、コメントを頂ける度に、舞い上がっていたというのに!
その言葉を原動力にしたからこそ、100作品も書き上げることができたというのに!
……人間、追い詰められるとそんな大切なことまで見失ってしまうものなのかと、つくづく思います。
――そして今。
私はイラストではなく小説という作品を、カクヨムで公開させて頂いております。
応援コメントやお勧めレビュー、近況ノートなどで多くの方と交流をさせて頂いておりますが、その一つ一つが、自分の糧となり、幸い、生涯書き続けるという覚悟を決めたお陰もあって、小説も自分のペースで書き続けることができています。
これは本当にありがたく、幸せなことです!
そんな私ですから、何かを諦める、止めるという話を聞く度に、そこまでする必要はないんじゃないか、ペースを落としたり、休止したりすればいいじゃないかと思わずにはいられません。
一度切り捨ててしまうと、それを拾い直すことはできません。
そうすることによって新たなスタートが……というのもよく分かりますし、よく考えた末にそうしたならば、そうするしかなかったのだと思います。
ただ、本当は単純なこと……止めたくなったから止めたという事実を認めたくない余りに、他にもっともらしい理由を探しだし、そのせいにするというやり方は、同じ事を何度も繰り返してしまうことにつながりかねないと思います。
私は今も、ちょいちょいイラストを描いております。
その度に、あの頃にたくさんイラストを書いた経験が活きていると実感します。
サイトで繋がっていた人との縁は切れてしまいましたが、作品を消さずに残しておいたお陰で、それが新たな繋がりのきっかけにもなりました。
私がサイトの更新だけでなくイラストも止めていたら今は無かったわけで、それはきっと、諦めたくなかった私の悪あがきだったのだろうと思います。
……ともあれ、そう簡単に自分の可能性を諦めてしまうのではなく、続ける道を模索すること……それも、一つの解決策なのではないかと思います!
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