「カクヨム」一周年に寄せて

こんばんは、埴輪です!


本日2月28日をもって、「カクヨム」が一周年を迎えました!(正しくは2月29日ですが、今年は29日がないので、今日が一周年だと私は判断しました!)


おめでとうございます!


……と同時に、この「近況ノート」も一周年を迎えました!


ありがとうございます!


今日はカクヨム一周年に寄せて、つらつらと書き綴りたいと思います!


思い起こせば一年(+α)前。

なぜカクヨムにユーザー登録したかといえば、「平等」だと思ったからです!


……というのも、自分の小説をネットで公開しようと考えた時に、どうせなら最大手に投稿したいと思うのが人情だと思います。


それで選ぶとしたら「小説家になろう」でしょうし、私もカクヨムの前にまずはそこで小説を公開してみました。


この時点で本命はカクヨムと決めていたのですが、やはり最大手でもやってみたいという気持ちもあり、予行演習も兼ねてと公開に踏み切ったのですが……結果は予想通り、全く評価されることはありませんでした。


考えて見れば当然のことで、小説家になろうには40万を越える小説が投稿されており、新人が作品を投稿したところで、埋もれていくのは目に見えています。


……だからこそ、カクヨムは魅力的だったのです!


カクヨムは全ての作品がサービス開始日の2月28日に公開されるため、皆同じスタートライン……すなわち、「平等」だと思ったわけです!


ですから、私は来たるべき2月28日に向けて作品をカクヨムに投稿し、「第1回カクヨムWeb小説コンテスト」にも応募しました!


その結果……小説家になろうでは数ヶ月しても頂けなかった作品の評価が、なんと数日で頂けたのです!(その時の喜びは、当時の近況ノートをご覧下さい!)


ただ、評価はして頂いたものの……「第1回カクヨムWeb小説コンテスト」の読者選考については、応募した全ての作品が突破できませんでした。


「応募総数5788作品に対して読者選考通過数は185作品」という結果を前にして、私は「現実」というものをまざまざと見せつけられたような思いがしました。


その後も「漫画原作小説コンテスト」「エッセイ・実話・実用書コンテスト」「ゲームシナリオ用小説コンテスト」「恋愛小説コンテスト」と応募を続けた私。


そこで気付いたのは、「カクヨムも平等ではなかった」ということです。


他の小説投稿サイトで実績のある方がカクヨムにも参加し、すでに実績のある作品を投稿、さらにはその支援者の方々もカクヨムに……と、人の繋がりというものは場所を選ばず力を発揮するものだということを、私は痛感せざるを得ませんでした。


……そう、私はこの繋がりという点において、ほとんど無力でした。

私はこれまで、繋がりを意識することなく執筆活動を続けていたのですから。


ただ、繋がりがないなら繋がればいい……というわけで、宣伝や交流、作品を通じて繋がりを大事にする……そんな一年間だったように思います。


――そして。


本日「第2回カクヨムWeb小説コンテスト」の中間発表があり、私が応募した「カタセカ ~この世界を救うのは、片手間ぐらいで丁度いい~」「久遠のシオン - Reminiscence -」の2作品が、読者選考を突破しました!


「応募総数2690作品に対して読者選考通過数は275作品」と、前回より門戸は開かれていたものの、何より読者の皆様の応援があってこその結果だと思います!


私が本日このような結果をご報告することができたことこそ、この一年間のカクヨム生活がいかに充実したものであったかを物語っていると思います!


……といっても、繋がりを持てば作品自体はどうでもいいということはなくて、むしろ繋がった方に楽しんで貰えるような作品を書きたい……つまり、読者という存在が明確になったことで、作品の執筆はもちろん、書き上げた作品の伝え方といった点まで、以前よりも気を遣うことができるようになったのではないかと思います!


誰のために。

そして、何のために。


自分が小説を書いている理由が明確になったこと……それが、このカクヨム生活最大の収穫だったかもしれません!(もちろん、作家や読者との出会いも収穫です!)


そんなこんなで、この一年間ありがとうございました!

これからもよろしくお願いします!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る