27日目 ~ゆとりって大事だね!~

こんばんは、埴輪です!


昨日の朝の出来事ですが、散歩の途中に駅前で突然「危ないですよ!」というアナウンスに続いて、大きな怒鳴り声が聞こえてきまして。

何事かと思って振り返ると、そこには出発したばかりと思われるバスが停車しており、その前でスーツ姿の男性が「何で見えてるのに出発するんだよ!」とさらに怒鳴っておりました。


でもって。


昨日の昼の出来事ですが、某ケンタッキーでピザとチキンが合体した商品を注文したところ、店員さんから「完成まで7分ほどかかりますがよろしいでしょうか?」と確認されましたので、私はそれを了承しました。

すると何と、「待ち時間にお飲みください」と、Sサイズのドリンクをサービスして貰えることに。

その後、コーヒーを飲みながらスマホでまとめサイトをチェックしていると、すぐに商品は完成し、私はまだ残っているコーヒーを飲みつつ家路に就きました。


……というわけで、「ゆとりって大事だね!」というお話でした!


前述のバスにしても、乗り遅れたら次のバスを待つという自然な流れが、恐らく乗り遅れると会社に間に合わないという差し迫った状況だったからこそ、怒鳴り声を上げる事態になったのだと思います。

自分の予定通りに物事が円滑に動いてさえいればそんなことも起きなかったと思いますが、自分の予定通りに物事が円滑に動く保証なんてどこにもなく、できることと言えば、自分の予定通りに物事が円滑に動かなかくても大丈夫なように備えておくことだけで、それがまさに「ゆとりを持つ」ということだと思います。


一日二十四時間。

一日にできることにも限度があります。

その限度内でやりくりしながら、人は日々を生きているのだと思いますが、どうもこの限度を「ここまでならいける!」と解釈し、そのギリギリ、あるいは表面張力のギリギリまで、予定を詰め込んじゃっている人も少なくないのではないかと。


「あれもしたい!」と予定を増やしていくことと平行して、「あれはしない!」と予定を減らしていくこともやっていかないと、やがて一日が「あれをしなければならない……」に埋め尽くされてしまうのではないかと思います。


もちろん、仕事となるとそんな甘いことを言ってられないという話も分かりますが……それがもし、バス一本を逃しただけで怒鳴り声を上げるような、また、完成まで7分も待ってられないような状況だとしたら……やはり、何か違うのではないかと思ってしまう私です。


……それにしても、某ケンタッキーのサービスって、全国共通のものなのかしらん?

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