28日目 ~面白い恋愛小説~
こんばんは、埴輪です!
先程、とあるカクヨム作品を読み終わりまして。
『さやかに密か』作者 雛葵
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881820156
……これがイイ!
おすすめレビューも書かせて頂きましたが、恋愛小説の楽しさというか、醍醐味を存分に味わうことができたように思います!
恋愛小説初心者の私がそう思ったのですから、きっと多くの方が楽しめる作品なのではないかと思います!
そして、恋愛小説というものが実はエンターテインメントとして大きな可能性を秘めているんじゃないかと思った次第。
個人的に、恋愛小説は恋愛そのものを扱うことはもちろん、登場人物の心の動き……心情に重きを置いた小説のことなのではないかと感じています。
戦いもなく、世界も救わず、異世界にも行かない。
超能力も魔法も登場しない。
その舞台は身近で、リアルなものですが、それでも何が面白いかと言えば「人」であると言っても過言ではなく、それは多くのエンターテインメントに共通している要素ではないかと思います。(より厳密に言えば、人の心)
そう考えると、小説とはつまりは「人」をどう描くかということであり、その描き方によって、ジャンルが分けられているに過ぎないのではないかと。
どうしたって、視覚的に派手なのは戦いであり、世界を救ったり、異世界に行ったり、超能力や魔法があったり……そういった方向性で、そうしたものが人気を集めるというのもよく分かりますし、映像化しやすいというのもまた然りです。
ただ、今一番注目を集めている映像作品が恋愛ものであることを考えると、本当に大事なのはジャンルではなく、もっと根本的な部分にあるのではないかと思います。
……こうなると某コンテストを批判するみたいになってしまって恐縮ですが、本当の意味で面白い作品を求めるなら、「ジャンル不問」とするべきではないかと。
……とはいっても、私自身SFが好きという自覚はありますし、これだけ多彩な作品が多いのですから、ジャンルから作品を選定していくというスタイルも当然あって然るべきなので、先程の考えは理想論だとは思います。
また、「恋愛小説コンテスト」というものがあったお陰で、自分も恋愛小説を書いてみようと思ったわけですから、ジャンル別のコンテストにも大きな意義があることは間違いありません。
ただ、あれて理想論を言わせて頂くと、本当に面白い作品というものは、ジャンルなんて軽く飛び越えてしまうものなんじゃないかと思います!
……と、そんなことを考えさせられるぐらい、『さやかに密か』は面白かったです!
作家の目、あるいは批評家の目で見ると言いたくなることもあるかもしれませんが、読者として作品に向き合えば、きっと楽しめると思いますよ!
お勧めです!
……それにしても、正直な話、小説を書きながら他の人が書いた作品を読むのって、長編だと1作品が限度な気がします。(私がFF14プレイヤーだからっていうのも大いにあると思いますがね!)
そういった意味でも、「読み専」をいかに獲得し、育てるかが「カクヨム」の課題ではないかと思います!(今後のコンテストも読者選考をするつもりならなおさら)
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