心に咲く草花と木々

言い訳の一つぐらい したいときがある

他人の言う得手勝手な自己主張より

私のこの一つくらい かわいいものだと思ってしまう


言葉の怖さを覚える者は それすら躊躇い

その中でも言葉を選びながら 相手の顔色を伺う


じりじりと忍び寄り ゆっくりと刺され抉られる感覚を

他人は痛感することは無い 自分はそれの恐怖を痛感しているのに 

他人が痛感するのは 自分の気持ちから来る 

自由にならないどうしようもなさであり 自分で撒いた種たちだ


その草が何か花を咲かせようと撒いただろうに

伸びきったその木々達に 翻弄されている気分が自由にならないと

感じるのではないだろうか?


言葉ではその自分の心の邪魔な木々は草木は刈れはしない

自分の言葉でその下に咲く花々は枯れてゆく


言葉を選ぶ者が偉いわけではない 臆病にも見えるだろう

それでも私は 前が見えなくなるくらいなら 

臆病と思われてもそうありたいと 願っているのです

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