同ジ青二 オチル時

何故僕が此処から動かないのかなんて

きっと誰にも 理解はされないだろう


悪夢の中から 目覚める瞬間は

夢であったという安堵と 重たい体が

此処が現実だ と嫌でもわからせてくれる


逃げれば逃げ出せたなんて

それはお話の中だけ 口先だけで出来るようなものじゃない


人とは雁字搦めになり 

迷い込んだ先から逃げ出す事は 容易ではない


心の準備なんてものを 理解できても 心は用意をさせてはくれない


深い海に落ちるような気分で 空を飛んでみても

理解できているのは青い場所に居る事だけじゃないかと考える


此処が海か空かなど 一線を越えればどちらでも良くなるよ


そんな僕の瞳に映る 全ての脳内志向と内情思考

気分で変わる掌の天秤 不公平さを笑って公平だと

僕は平然と誰かに言いました

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