女性の涙

泣きたくて泣いている訳じゃないと

強がりながら泣く君が とても君らしいと思う


涙は女性の武器でも特権でも無いのだと

君の涙を見ると 自然にそう思える


感情というものは そういうものなのかもしれない


奇麗に流す涙ほど 嘘だったんだと思えてしまうのは

君の涙を知ってからだと思う


同時に使い分けの出来ない その涙ほど

なにより厄介なものだということも 僕は知るのだが


だからこそ気持ちよく 負けたという気持ちになる

愛おしい君を守りたいと 嘘偽り無く言える素直な自分になる

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