行き着かさないという私行
僕がずっと持つ続ける“ここ”という拘り
誰がどう理解できるのか? どうすればいいのか?
それ自体に捉われ 事態を把握できなくなる
僕は僕にいつも自問自答して 結局は押し問答になって
答えが出ないことに苦い顔をしているんだ
どうせお前にも解るものかと 僕が僕の中に言い放つ
傷ついたのは何者でもない“僕”だったという事実
僕が僕に傷ついて 僕は僕に泣かされたと
僕は誰に言うのだろう 僕に言うのだろ?
自分の事なのに 何を言っているんだと
他人は呆れた顔で 僕に言うだろうけれど
僕はその言葉に傷つき
そして僕は僕に 泣き言を言うのだろう
結局は堂々巡りで終っているのに
出ない答えを探して出ない事に納得をする
じゃあ最初から拘りも悩みも しなければ良かったのか?
その答えには行き着かない きっと僕が行き着かせはしない
難解で不可解な思考を 僕はゆっくりと紅茶を口に含んで考える
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