瞳と心の天秤と忘れ去られた虚偽

瞳に映る物が 全て真実とは限らなくても

瞳に映るその瞬間の全ては 現実である


瞳に映らない事に 真実があるとしても

人は瞳に映る事を 先に認識をする事になる


人はそこで考え天秤にかける

答えは本人にしか判らない事であり

出すことは出来ない


けどそれは結局

現実重視の人間と言われるか

それとも奇麗事だと言われるか


ただそれだけであって 結局は

どちらであっても 自分も他人も出した答えであり

出された答えだろう



じゃあ僕から一つ訊ねるけれど

天秤の存在と人を選り分けた線は まず誰かに見えているの?


そんな自分の心の天秤の傾きの違いと 線引きされただけの事で

虚偽の存在を忘れていたとしても 出てしまった傾きには

今更影響されないだろうけれどね

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