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翌々日の水曜、第二回目のミーティングにおいて、今度こそ
「外堀から埋めた方がいいと思うんだ」
窓ガラスはペタペタと雨に乱れ突きにされ、室内にはドライ設定の空調が放つ冷気がうっすら満ちている。それでも、湿気は完全に去ってはくれず、肌に引き寄せられる制服がなんとなく不快だ。外がこの時間のわりにやけに暗く感じられるのは、天気のせいだけでなく、生物室全体を煌々と照らす明かりとの対比が際立っているからだろう。夜だったらなんとも思わないのに、なぜか雨の日に点ける蛍光灯は、妙にまぶしく感じてしまう。
「外堀なら、既に埋めてあるでしょ。本丸を直接攻めるのでなく、まずわたしは針桐と親しい天村を手駒に加えた」
あとは、その手駒をどう利用するかである。今のところ実行可能性が一番高いのは「カップル作戦」だけど、実行に移すとなると、いかにして針桐にわたしたちが付き合っていることを自然な流れで打ち明けるのかを考えなければいけないし、恋愛関係を偽る負担も控えている。そういう諸々を回避できる、より効率的な方法がもしもあるのならば、そちらに切り替えた方が良い。
おとといの夜、お風呂から上がって携帯を見ると、天村からメールが届いていた。件名は「きさぎについて」というごくごくシンプルなものだった。
〈自分に負担をかけると正直さが伝わるのであれば、いっそのこと、潤朱門さんがどういう人なのかということを伝えてしまえばいいのでは〉
わたしは流れるように返信した。
〈却下〉
人の指を折ったり肩を外したりしても平気な人間だということを、打ち明ければいいとでもいうのだろうか。確かにわたしはこの間、なにかしらこちら側が負担を負ったほうが疑われにくくなると言った。しかし、これはさすがに重すぎる。
外堀を埋めるという提案は、そのメールから比べればたいした進歩ではあるけど、その段階はもうとっくに過ぎている。却下というか、今さら言うなって感じだ。
そう思っていたら、天村は「増やすんだ」と言った。
「増やす? 手駒を?」
「五組の、
いつも針桐と一緒にいる、背の小さい子。それくらいはとっくに、調査済みだ。世間のしがらみから完全に開放されているかのようで、あるいは全く意に介していないかのようで、わたしのような人間からしてみたら心底うらやましい。
「その子と天村の両方を介して、針桐を攻め落とすってこと? それって、攻略しなきゃいけない相手がひとり増えただけな気がするんだけど」
そうでもないと、天村は手を振った。
「まず、弋はきさぎだけじゃなく、僕とも親しい」
「あの子はいろんな人と親しくできるようなタイプでしょ」
だからこそ、わたしは彼女に手を出さなかったのである。攻略は針桐と比べれば圧倒的に楽だろう。しかし、万人と仲良くできる人の信用を得たところで、針桐とわたしの関係性が向上するとはとても思えない。それどころか「あ、こいつわたしの友だちをうまく取り込んだな」と悪いように解釈される可能性すらある。
「それが万人ってわけでもないんだ」と、天村は腕を組んだ。
「どういうこと?」
「前に、きさぎは
そういえばそうだ。わたしはここまで解決を保留してしまっていた謎について訊ねることにした。
「そもそも、なんで針桐は、わたしのことを警戒してるわけ?」
「それは、きさぎが弋と仲が良くて」
「だからもう知ってるって」
「弋が、潤朱門さんのことをものすごく怖がってるからだよ」
「それを早く言いなさいよ!」
こうして「弋日向子懐柔作戦」は翌日すぐに実行に移される運びとなった。作戦の詳細、すなわち懐柔にいたるシナリオは以下の通りである。昨日に引き続き雨が降っていたため、この環境の利用を試みていることに留意されたし。
Ⅰ 部活が終わり、靴を履き替えようとしている弋が、
偶然帰るタイミングのかぶった天村と遭遇する。
Ⅱ そこへまたまた偶然わたしがあらわれる。
天村がわたしに挨拶をする。
Ⅲ わたしの傘が盗まれていることに気づく。
Ⅳ 弋の傘に一緒に入れてもらい、
天村と三人、仲むつまじく駅まで帰り路を共にする。
要するに、ある程度の時間を近い位置で共有し、当たり障りの無い会話を行うことで、弋の警戒心を解こうじゃないか、という主旨である。一連の流れの中に、わたしと天村の親しげに振る舞うくだりがさりげなく挿入されており、このことが作戦の成功確率を飛躍的に高めているものと思われる。
弋の部活が終わるころまで、わたしたちは生物室で時間をつぶした。雨足は留まる所を知らず、その点において作戦が破綻するという懸念は不要だった。それでもわたしは落ち着かなくて、生物室の中を歩き回りながら、ガラス棚を覗いたり、教室の後ろにかかっている天体に関する雑学の記されたパネルを眺めたりして、手持ち無沙汰の解消を図った。
「しかしまあ来週からテストだっていうのに、部活とは大変なことだね」
暇をもてあまして適当な話題を振ると、ノートに赤い下敷きを重ねて用語を暗記していた天村が、顔を上げる。
「今月末に、大きな大会があるんだよ。合唱部は、顧問の先生が気合い入ってるんだって弋は言ってた」
合唱。その言葉を聞くと心臓やら肺やらが疼く。
「針桐と弋が一緒に帰るなんてことは無いんだよね?」
「それは、大丈夫だよ」と、天村はギターを弾く仕草をしたようだったが、どちらかというと抱きかかえた犬の腹をわしゃわしゃと撫でているように見えた。「きさぎは今月末どころか、今週末が本番なんだから。いまごろスタジオで、猛練習してるよ」
でも、とわたしは昨晩のことを思い返す。
「昨日わたし、他校の女の子と歩いてる針桐を見たけど」
「それ本当?」
「間違いないよ。八時すぎぐらい」
その時間、わたしは駅ビルで文庫を物色していた。シェイクスピアを手にとってパラパラとめくり、結局買わなかったというエピソードは天村には言わない。そろそろ帰ろうと思いエレベーターに向かおうとしたら、本屋に併設された喫茶店に針桐がいて、思わず身を隠したのだ。もう一方の女子は、針桐に何か詰め寄っている様子だった。ライブ前から、他校のファンがつくということが有りうるだろうか。いや、ファンがその信奉の対象に攻撃的な態度をとるというのも、ないとは言わないけど、おかしな話だ。
「八時すぎだったら、練習が終わっててもおかしくないのかなあ」天村は首をかしげる。
「まあ、スタジオは、駅から近いらしいから」わたしは時計を見た。「そろそろ行くよ」
校舎の階段は東西に二箇所あり、東側を降りて一階に出るとすぐ昇降口である。弋はそちらの階段を使うはずなので、わたしたちは西側から回りこんで、下駄箱が見える位置に隠れて待機する段取りとなっていた。
「なんで潤朱門さんは、スタジオの場所を知ってるの?」
階段を降りながら天村が訊ねる。空調の効いていない階段や廊下は、基本的に湿気やぬるみを帯びた空気が充満しているが、床のあたりだけやけに冷たく、歩き心地がよろしくない。
「本番で使うライブハウスの中にセットであるらしい。場所は、チケットの裏に書いてあった」
そのチケットは案外簡単に手に入った。クラスの他の軽音部の子が、ノルマがノルマがと言って売りつけてきたのだ。スタジオのことも、そのときの世間話で知った。
天村はそれを聞くと、予想外の質問をしてきた。
「もしかして潤朱門さんは、週末のライブに行くの?」
「え、行かないの!?」
もちろんわたしがライブに赴くのは、敵情視察というか、これから味方にする人の視察というか、ともかく少しでも多く針桐を操作するための糸を見つけるためである。天村は針桐と親しくする数少ない人だから、当然本人からチケットを買うなりもらうなりしているものと思っていた。
「僕も弋も、今週のライブには来るなって言われてるんだ。まだ演奏が拙いし、恥ずかしいから、次の機会まで待ってくれって」
そういう拙い部分は、むしろ仲の良い人にこそ見られても大丈夫だと思うものではないのだろうか。人の心はよくわからない、と馬鹿みたいにありきたりな感想が浮かぶ。
監視予定の場所に着くと、タイミングよく、黄緑色のリュックを背負った弋が階段をトコトコと降りてきたのが見えた。わたしは他の部員と一緒にやってくるのではないかと危惧していたが、どうやら天村の推測は正しかったようである。曰く「いつもだったらきさぎと一緒に帰る。合唱部の子たちは割りと部活が終わってからもグダグダと居残ってて、弋は家が遠いから、きさぎがいないなら部活が終わってすぐ、ひとりでやってくるはずだ」とのことだった。
わたしは、よし、行って来い、と天村の背中を押した。
陰で会話を伺う。
――あれ、天くん、どうしてこんなところに?
――放課後の下駄箱に僕があらわれることが、そんなに不思議だろうか
――今日も澄み渡っているね!
――今、部活が終わったとこなの?
――そうなんだけど、最近、きさちゃんと一緒に帰れなくて、なんだか寂しいよ
――ライブがあるから、しょうがない
――雨もあがらないし。わたしも、あがらないよ
――何があがらないの?
――うだつだよ。うだつがあがらないんだよ
――最近、良いことはなかったの?
――月曜に、家の近くでメダカを見たくらいだよ
――相変わらず、弋のところはいいね。僕はメダカを一度も見たことがないな
――それでも、さがる一方だよ
――うだつがさがる?
――テンションがさがる一方だよ。それに・・・・・・
――あ、潤朱門さん
ふたりのもとにあらわれたわたしに、天村が気づく。たわい無い会話にぼんやり耳を傾けていて、出て行くタイミングを危うく逸するところだった。「ああ、天村くん、奇遇だね」といかにもフレンドリーな感じをかもしだしながら、笑顔であいさつする。
途端、弋の体がカバディのポーズのまま硬直した。目が丸く開き、口が真一文字に閉じる。幼稚園児が母の日に向けて描く母親の絵のような粗朴で雑な表情になっている。
ここまで恐れられていたとはちょっと予想外だった。わたしは完璧だと思っていた普段の演技の至らなさを思い知る。
「潤朱門さん、今帰りなの?」
天村の台本通りのセリフで、わたしはなんとか、なすべきことを思い出す。
「いや、わたしは図書室で、テスト勉強してたんだ。天村くんは?」
「似たようなものだよ。それで今、弋と一緒になった。ね?」
「お、」弋が裏返った声を出した。「お疲れ様です」
「日向子ちゃん、体育で一緒になるよね。小動物みたいでぴょこぴょこしててかわいいって、いつも思ってる」
「キョ」
「きょ?」
「恐縮です」そう言って弋は深々とお辞儀をした。小動物という比喩はよくなかったなとわたしは反省する。食われる、とでも思ったかもしれない。
「そんな、謙遜することないのに」わたしは苦笑しながら、靴を履き替え、何気なく傘立てを覗く。「あれ?」
どうしたの、と天村がこれまた台本通りにわたしのことを気にかける。
「傘が無い」少しだけ探す素振りをはさむ。「盗られたのかな」
「傘は、日本人が盗んで罪悪感を抱かないものランキングの上位に位置しているからね」
どうしようとうろたえていると、ここで突如天村のひらめきが冴え渡るのだ。
「そうだ。せめて傘が買えるとこまででも、弋のに一緒に入れてもらったら?」
わたしたちは同時に、弋に目をやる。彼女はというとぎこちない動作で、リュックから何か異様に黄色い物体をゴソゴソと取り出していた。「え、カサ? ごめんなさい、わたし、カサ持ってないです」
手に持ったそれをバサリと広げる。
「カッパで学校来たので」
カッパ!
その言葉を聞いたのはいつ以来だろうか。完全に予想外である。脱力し、一瞬膝がかくりと折れかけた。けれどもわたしは平静を保ちつつ、頭をフル回転させてなにか作戦を続行する手はないかと考える。すると、天村がわたしを呼んだ。
「潤朱門さん」
「なあに? 天村くん」
「せっかくだし、三人で駅まで行こう。そこまでは方向が同じでしょう?」
あくまで台本通りに進めるつもりか、融通のきかないやつだと内心憤慨しながらも、「それでも傘が無いことには」と応対すると、それはわたしの思い違いだったとすぐさまわかった。
天村が、僕の傘に入ればいいよと提案したからである。
嫌な予感がした。しかしそれでも、直接とがめるわけにはいかない。
「そんな、悪いよ」
「今さら、遠慮することでもないのに」
予感は抗う間もなく的中する。あろうことか天村はそこで、すでにお蔵入りになっていたはずの作戦を実行したのだ。
「僕ら、付き合ってるんだし」
えっというわたしの心の声を代弁したのは、いつの間にかカッパを着用し終え、ヒヨコの親玉のような風格を放っている弋だった。
彼女の警戒心を解きさえすれば針桐の信用が得られるというのであれば、その作戦は必要なかったはずである。負担が増すばかりで、完全に「無駄」だ。天村がその負担を考慮している可能性が薄いということはもちろん了解済みだったけれども、まさかこのタイミングでそれを言うか。
そのとき弋が、ああ!と高い声を上げた。目線が外に向いている。
わたしたちも、釣られてそちらに顔を向ける。
思わず、息をのんだ。
傘を差した針桐が、こちらを見ている。
変化の少ない表情から何を考えているのかは即座にわからない。若干の間の後、彼女は口を開いた。
「そうなの?」
そしてチラリと弋を見る。その視線から何かを読み取ったらしく、弋ははっとした顔をしてこちらを振り向く。わたしの顔をまじまじと見つめる。わたしは嘘かどうか見極められているのだと直観し、いつも教室でそうしているように全力で平静をとりつくろった。玉突きハプニングの直後で焦っていたとはいえ、それでも疑念を抱かれることはないだろうと確信していた。
弋が、なぜだか少し嬉しそうな顔で叫んだ。
「あ! 赤くなってる!」
○
緊張しているところに「足が震えている」と指摘され、それを直そうとしてますます震えがひどくなる。そういう人を、何度か見たことがある。
潤朱門さんはまだ、弋が何を見ることができるのかを知らない。だからきっと彼女の言葉を、自分の顔が赤くなっていると捉えたのだと思う。というのも、言われた途端、本当に潤朱門さんの頬や耳がみるみる赤く染まってきたからだ。
きさぎはその様子を見て、そっかとつぶやくと、傘の水気を払いながら、
「潤朱門さん、素雄は、大変だよ」
と、心配そうに言うと、傘を傘立てにしまい、制服の上から羽織っているジャージの袖をタオルで拭き始めた。
きさぎは、去年の僕の恋愛事情を知っている。僕らの(本当は嘘の)関係を乱そうとする意図でなく、それこそ去年のようなことにならないようにという懸念から言ってくれているのだとわかった。
疑ってはいないみたいだったけれど、僕は、せっかくついた嘘がすぐにバレてしまっては、作戦が失敗すると考え、さらに追い打ちをかけることにした。
「大丈夫だよ。潤朱門さんは、全部知ってる」
うまく返せたつもりだったが、潤朱門さんにぐいと制服の後ろを引っ張られて、何かまずいことをしたと察する。それがなにかはわからない。
弋が靴を履き替えるきさぎのもとへ駆け寄った。
「きさちゃん、練習は? スタジオじゃないの?」
「今日は予約がとれなくて、部室でリハーサルしてるの。今、休憩がてらコンビニに行ってたとこ」手に持ったビニール袋をかかげたきさぎは、弋の全身をじっくりと見渡す。
「面白い格好」
「失敬な!」
「今日も遅くなるから、ヒナは先帰ってて。わたしを待ってると学校真っ暗になるよ」
そんなあ、と嘆く弋に手を振ると、きさぎは、
「潤朱門さん。傘が無いなら、わたしのを使いなよ。軽音部の部室、なぜか傘がたまってるんだよね。素雄のに入れてもらうんだったら、余計なお世話かもだけど」
と、茶化すように言い残し、階段を登って行った。僕たちの会話は、いつから聞こえていたのだろう。
学校から駅へ向かう道路の端っこは幅がせまく、三人中ふたりが傘を差していては、危なくて横並びに歩けない。先頭を進む弋が、長靴をペタペタと鳴らしながら、後ろを振り返る。
「最近きさちゃん、変なんだよね」
「変?」
「うん、何か、すごく悩んでるように見える。でも、話してくれない」
「きさぎは昔っから、あまり自分の困ってることを話そうとしないよ」
「それはごもっともなんだけども」
「いつから、そういう感じなの?」
そう訊ねたのは、後ろを歩く潤朱門さんだった。心持ち声を張っているのは、雨と車の音が、僕らの会話を妨害しているせいだ。
「うーん、先週、きさちゃん家に泊まったときは、普通だった。ということは、その後からかなあ?」
弋は潤朱門さんに対する警戒心を、完全にとは言わないが、ほとんど解いていた。僕のついた嘘に加え、潤朱門さんが弋の目の前でこれまで見えなかった色を見せたのがうまい具合に効いたのだろう。作戦は、ひとまず成功したといえる。
「それは本当に、最近だね」
「色がね、よどんでるの」
色? と潤朱門さんはその言葉の意味を考えると、
「……ああ。日向子ちゃんが、『よく当たる占い師』か」
いつか説明するつもりだったが、自ずと合点がいったようだ。占い師? と聞き返す弋に、僕は八重さんがそう言っているんだと答えた。
「きさちゃんは、普段からあんまり自分のこと話さないし、悩みもないわけじゃないと思うけど、今回は、やっぱり変。なにか重い問題を抱えてて、それを絶対に表に出さないようにしてる。そんな感じがする。ライブにも来ちゃダメっていうし、なんだか、気にかかっちゃうなあ」
日向子ちゃん、と潤朱門さんが慰めるような口調で声をかけた。
「わたし、明後日ライブ行くんだ。だからもし針桐さんに変な様子があったら、日向子ちゃんに伝えるよ。うまくチャンスができたら、ライブの後に直接、さりげなく聞いてみてもいいし」
ホントに!? と弋は飛び上がる。着地した拍子に水たまりにつっこみ、もし避けてなければ僕の靴や制服の裾は危うく水浸しになるところだった。
僕には、潤朱門さんの策略が見える。きっと彼女は、弋からの情報を得て、しめしめと思ったに違いない。きさぎの悩みを探り、その解決に協力することで、恩を売るつもりなのだ。
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