特性能力個性化ルール
<<特性能力個性化ルール>>
既存の特性能力効果に「拡張」と「制限」を付与することで、特性能力の個性化を図るルールです。
基本ルールの世界観やバランスに手を加えるため、導入はGM、PLの許諾を得て行ってください。
この追加ルールを導入することで新たなルールタームが追加されます。
個別の拡張や制限については、別ページである『特性効果・拡張データ』と『特性効果・制限データ』を参照してください。
この追加ルールにより導入される新ルールは、以下の通りです。
□《†~~》の付いた効果の名称。
この追加ルールでは、《†ファイアブラスト》などの特性能力の効果を、『特性効果』と記述します。以降、『特性効果』と文中に出た場合、《†~~》のデータを指し示します。
□端数の処理
この追加ルールでは、拡張や制限は小数点以下を切り捨てません。拡張と制限の計算を全て終えたあと、端数を切り捨てます。
■拡張の取得
拡張とは、特性能力の効果に付与することで、その特性能力を通常のものから強化したり、変化させたりするもののことです。
拡張は《◇~~》のように、名称の前に「◇」をつけて記述しています。
拡張は、《†ファイアブラスト》などの特性効果それぞれに付与することが出来ます。(例:《†ファイアブラスト》に《◇効力増加》を。《†エクスプロージョン》に《◇効力増加》と《◇命を力に!》を付与する。)
拡張は、経験点10点につき、1つ付与することができます。拡張付与個数に制限はありません。
拡張が付与された特性効果は、拡張の(コスト+○)に書かれた数値だけ、その特性効果のコストが増加します。複数拡張を付与した場合、それぞれの拡張に書かれたコストの合計だけ、特性効果のコストが増加します。この時、小数点以下は切り捨てます。増加するコストの負傷種類は、元の特性効果に準じます。
(例:《†エクスプロージョン》に《◇効力増加》と《◇効力増加+》を付与した場合、前者は[コスト+0.5]、後者は[コスト+1]なので、[コスト+1.5]。つまり最終的に《†エクスプロージョン》のコストは「軽傷2」となる。)
拡張は、いつでも消去することが出来ます。拡張で増加していたコストは元に戻ります。消去した場合でも、経験点は戻ってきません。また消去した拡張をもう一度付与したい場合、経験点を再度消費しなければなりません。
■制限の取得
制限とは、特性効果に不利な使用制限をつけることにより、拡張によるコスト増加を抑えることができるものです。
制限は《◆~~》のように、名称の前に「◆」をつけて記述しています。
制限は、拡張の付与された特性効果それぞれに付与することが出来ます。(例:《◇効力増加》の付与された《†ファイアブラスト》に《◆捨て身で行く》を。《◇効力増加》と《◇命を力に!》の付与された《†エクスプロージョン》に《◆無差別》と《◆使用回数限定2回》をつける)
制限は、経験点10点につき、1つ付与することができます。
制限が付与された特性効果は、制限の(コスト-○)に書かれた数値だけ、その特性効果の拡張コストが減少します。複数制限を付与した場合、それぞれの制限に書かれたコストの合計だけ、その特性効果の拡張コストが減少します。減少するコストの負傷種類は、元の特性効果に準じます。どれだけ制限をかけても、特性効果の元のコスト以下にはなりません。
(例:《◇効力増加》と《◇命を力に!》の付与された《†エクスプロージョン》に《◆無差別》と《◆使用回数限定2回》を付与した場合、拡張は、前者は[コスト+0.5]、後者は[コスト+1]。制限は、前者が[コスト-0.5]、後者が[コスト-1.5]なので、[+0.5+1-0.5-1.5]となり、コストへの修正は[-0.5]となる。しかし特性効果の元のコスト以下にはならないので、最終的に《†エクスプロージョン》のコストは「軽傷1」となる。)
制限は、いつでも消去することが出来ます。制限で減少していたコストは元に戻ります。消去した場合でも、経験点は戻ってきません。また消去した制限をもう一度付与したい場合、経験点を再度消費しなければなりません。
□拡張や制限を付与できない特性効果
以下の通り。
《†ソロエフェクト》全て。
《†バディエフェクト》全て。
各特性能力の1番目と2番目の特性効果。具体的には以下のとおり。
《†ファイアスターター》《†アンチヒート》《†サイオニックパワー》《†マインドリーディング》《†ストームブリンガー》《†ウィンドバリア》《†エレクトロマグネティクス》《†アンチエレクトロニック》《†クレパスキュラーレイ》《†ノクトビジョン》《†ロウ・オブ・グラビティ》《†ウェイトコントロール》《†スーパーセンス》《†グレイセルズ》《†フリーズアップ》《†アンチコールド》《†フェイズシフト》《†マテリアルマスター》《†フィジカルエンハンス》
□戦闘中に使用する特性効果
以下の特性効果"以外"の特性効果が戦闘中に使用する特性効果となる。
《†ブレインウォッシュ》《†ライドウィンド》《†プレコグニション》
□もし流派ルールを使用する場合、流派効果に付与できる拡張と制限
以下の通り。
《◇効力増加》《◇効力増加+》《◇効力増加++》《◇◇めりはりをつける》
《◆溜めが必要》《◆腰を据えて》《◆捨て身で行く》
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