※以下、少しだけネタばれ要素含みます。「カメラの語源」 もともとの語源であるラテン語ではcamera は「小さな部屋」意味、のちに政治や財政を司る「部屋」などと意味が拡大した。 英語の camera は「暗室」を意味して、ここから転じて、現在の日本語でいうカメラを意味するようになった。「すべての人の記憶から消え去った瞬間、その人間は完成した死を迎える」 そんな誰かの言葉を思い出した短編小説。
あるブログを読んでいた人、書いていた人。リアルタイムで過ぎていく時間と遡って行く時間の折り重なる加減が心地よくて思わず一気に読んでしまいました。とても閉鎖的かもしれないけれどちゃんと繋がった世界と世界がこんなにも美しい。1日1日のブログを私も読んでいるような気持ちになってふと、空など眺めてみたくなりました。あたたかいお話。ありがとうございました。