第30章 無限の輪の崩壊
ジン「オマエラノ・・・チカラ・・・タシカ・・ニ・・モライウケタ・・・・・」
メビウス「フン! くだらん! そんなモノで私の《レベルファイナル》の攻撃に対抗できると思っているのか!」
ジン「テメエノ・・コウゲキ・・ナンザ・・カワス・・ツモリナンゾ・・ナイ・・」
メビウス「な! つけあがるな! 出来損ない! だったら喰らってみるがよい!」
ジン「アァ、ウッテミロヨ!」
メビウス「ほざけ! 《レベルファイナル》! アンリミテッド・アスポルト!!」
メビウスの頭部のアスポルトが超巨大な光球に変わり、ジンに突っ込んでいった!
クレス「ジン・・なんで避けないの? あんなものが直撃したら・・お願い避けて!」
しかしその光球は軌道通りジンに直撃した・・・・が・・・・、
メビウス「な、なんだ・・・・光球が・・吸い込まれる・・・・、! ま、まさか!」
ジン「・・・ソノ・・・マサカダヨ・・・・コレガ・・・ホントウノ・・・最後だ!」
ジンは左腕を大きく後方に持って行き人間離れした速度でメビウスに突撃していった。
ジン「俺の、仲間の、この地の全てをこの拳に詰めて、ついでにおめぇの最後の力も加えて伸し付けて返してやらぁぁぁ! くたばりやがれ! インフィニティ・フィストォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!」
メビウス「ヤ、ヤメロォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!」
ジンのラストショットがメビウスに直撃した。巨大な光に包まれる一人と1体。光はさらに急速に巨大化する!
ウィル「み、皆さん!、目をつぶって!」
全員目をつぶった。そうしないと目を潰されてしまうほどの光度であった。しかし、光はさらに広がっていく・・・・・・・。
・
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***
(数分後)
クレス「・・・う・・・・ん・・・・、あ、あれ?」
ドクター「う・・・・・・、なにが・・どうなったんだ?」
アイル「・・・・い、いっつぅー、ウ、ウィル、大丈夫か?」
ウィル「ん・・・・・・・、だ、大丈夫・・みたい・・・・」
アーク「皆さん気づかれましたか。正面のクレーターの中心をご覧下さい。これが私たちが選んだ未来の結果です」
クレス「・・・あ、あそこで倒れているの、ジ、ジン? 他は・・・なにも・・ない」
アーク「はい。メビウスは完全消滅しました。しかしラストショットの反動が大きすぎたのか、ジンは気を失っています。クレス、貴方の出番です。行ってあげなさい」
クレス「・・・はい」
アーク「それとお二人以外の全員は後ろを見ていること! 私も後ろを見ています」
アイル、ドクター「え? なんで?」
ウィル「・・男ってほんと、鈍感ね。いいから二人とも後ろ向いて!」
全員、アークに言われたとおり後ろを振り向いた。
ウィル(クレス・・・本当の最後はあなたよ・・・)
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