第4話おじいちゃんの強さを垣間見る

それぞれのステータスが判明した後

勇者&賢者を含めた戦闘職PT以外は見世物にいらないそうで

生産系はそれぞれ職場につれて行かれた


そして、俺はと言うと追うの御前に呼び出されております

「はっきり言おう!!お前はいらんのだ!!」

HAHAHAと軽快に笑われた

「え~まぁそうなんでしょうけど」

「と言うわけでお前を野に解き放つ!金はちょっと出すからしんぱいすんな!」

「アッハイ」


そして野に解き放たれました(キリッ

「こちら、資金の7金貨と収納袋です、必需品などは自分でお集めください」

「ああ」

「それでは」

そうして衛兵みたいな人に送り出され俺は城下町へ繰り出した

ある程度の必需品を露店で買って残金5金貨位になった

宿を適当にさがして休むことにした

そうすると昼間に繁盛してた店を思い出した

[白鹿と花の宿]はここら辺だったような・・・あった


「いらしゃーい」

「宿を頼む、一人だ」

「はいはい、何日?飯はいるかい?」

「ああ・・・」

そういえば考えてなかった

そのことを察したように女将さんが

「一泊30銅貨だよ・・・後名前の記入ね」

とりあえず2日くらいでいいか

名前は~文字はかけんのかな?

言語は理解してるし読むこともできるみたいだし

書く名前は変えたほうがいいなここらじゃあまり使われなさそうだし

俺が字を書こうとすると自然に手が動いた

できるみたいだな・・・

「2日で頼む」

「銅貨60枚ね、飯は毎回昼間の鐘がなるまでに取りにおいで。あと、あたいはレオナだよよろしく」

いきなりしらねぇ単語だわぁ

なにこの異世界にありきたりな異世界に対する理解の弊害

「鐘って・・・何だ?」

「あんたそんなこともしらんのかい!?まあいいよ説明したげる」

レオナさんの話によると

朝の鐘と共に起き昼の鐘で確認をして晩の鐘で寝るのが一般的みたいだ

ちなみに金の単位は 銅貨100で銀貨1 銀貨100で金貨1 金貨100で白銀貨1らしい

俺は礼を言って鍵をもらい部屋へいった

賢者のおっさんが身分を冒険者ギルドで確保するといいと言ってたし

明日の行動は明日考えよう

そう思いながら目を閉じたそのとき


『統合進行度

職業100%

ステータス10%

魔法適正16%

スキル10%

死なない程度の能力と判断しました

適用します』


「!?」

何事かと思った

『ステータスの確認を推奨します』

「誰だ?」

『自律型支援デバイスのラプラスです』

「え?」

『自律型支援デバイスの「ストップストップ」

「なんだこれ??」

『蒼馬様の命により所有権が変更されました』

「蒼馬っておじいちゃんじゃん!!」

『ステータスの確認を「わかったよ!!」

そう思いながら「鑑定」と言った

「鑑定」は俺の唯一のスキルでまんまの能力である

使用すると宙に透明なプレートが見えるようになる

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名前 日向 春兎


職業 自由人 MAX(状態異常や人に縛られない)


HP 2500/2500 

MP 2000/2000

VIT 1000 

INT 1000

STR 1000

DEF 1000

DEX 1000

AGI 1000


魔法適正 火 


アクティブスキル

隠遁MAX

技MAX    

魔法道MAX  

鑑定

限界突破

見切り


パッシブスキル

身体能力上昇

状態異常無効


潜在能力

???

???

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「!?」

驚きで固まった

沈黙が宿の一部屋に流れる

とりあえず意識的に隠遁を発動しステータスをもとよりちょっと上にした状態にした

「なにこれ!?」

『蒼馬様のステータス・スキルを一部統合しました』

これが一部っておじいちゃん強すぎ!!

『蒼馬様は魔王を討伐したことにより大幅な上限突破をしました』

納得できねぇよ・・・常軌を逸してるだろ

あと何で俺のステータスって言わないの!?

『このステータスは蒼馬様の「はいはいわかったわかった」

てか・・・これ俺最強なんじゃね!?

『はい、この世界で蒼馬様を上回る方は存在していません』

やっぱりか!!でも俺「ヒャッホウ無双」とか考える気力失ってんだよなぁ

もうこの力使ってのんびり生きようかな・・・無双とか気が向いたらでいいや

「寝よ・・・」

こうして今日という濃い一日が終わりを告げた・・・

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