うっちー様の新作だ! しかも、BARということは酒の話!
酒につられて、ひょいひょい読みに来ました。
ホラーだって書いてあるのも忘れて、この主人公が普通にタクシーに乗り込んだように、全くの無防備で読み進めていきました。
おかげで、主人公の恐怖と同調してました。
怖い!!
ちょっと待て! いつから術中にハマった!?
(マスターの? 作者の?)
すぐに、最初からもう1回、読み直してみる。
今度は、ホラー作品だと覚悟して。
すると、通常の夜よりもさらにダークな景色から始まり、バーの雰囲気も、はじめに想像していたよりも、どこか不気味な、一見照明は派手で華やかでも、光の当たらない場所は、ワインレッドと黒が基調(これは、勝手な個人的妄想です)の内装が浮かんできました。
ヴァンパイアの登場するダーク・ファンタジーを読んでいるような恐怖感にも襲われ、2回目も充分怖かったです。
そして、その後も、怖いもの見たさで、ちらちら覗きに来てしまう……
闇のカクテルには、どうぞお気を付けて!