赤い宗家の白と黒⑦

「じゃあ、八王子は……」


「はい、全滅です」


「そっか……」


 黒塗りのワゴンが街を走る。すっかり時間は夜に成り代わって、風景は暗かった。

 高い、と形容する建物はなく、道脇にあるコンビニやチェーンの飲食店の駐車場がやけに広いのが目に付いた。窓から見える空は広大であるのだろうが、電車を降りた辺りから怪しくなり始めた空模様が、月光と星明りを隠してしまっている。


「赤弓は?」 


 車を運転する螺奈さんは、後部座席に座る玉子ちゃんと幽亜くんから状況を聞き出している。


「叔母さんとこは連絡つかねえ。真ん中の兄貴と親父は死んだ。お袋と上の兄貴は知らねえ。多分死んだんじゃねえかな。ああ、後爺共も死んだ」


 幽亜くんの口調は淡々としている。螺奈さんの後ろに座りながら、螺奈さんに向けてただ事実を述べる。玉子ちゃんに比べれば幾分も冷静に聞こえる。玉子ちゃんも、年齢を考えれば冷静に自分の状況に対して振舞っているのだけれど。


 二人共、家族の殆どを失っていた。


「幽亜のとこもか……ごめんね。私がもっとなにか出来れば良かったんだけど」


「おいおい、まじかよ。似合わねえ声で似合わねえ事言ってんじゃねえ。誰も悪くねえよ。赤雪の爺が死んで、賽は独りでに転がったんだ。悪いとすりゃ、俺達の血筋だけだ」


「……そうね」


 ハンドルを切る螺奈さんは、一瞬だけ悲しそうな顔をしたが、すぐにその弱い表情を消した。


「十さん先程はすみませんでした。てっきり、敵方かと思いまして。相手は噂に聞く十一片、手加減は出来ませんでした。しかし、流石と言ったところでしょうか」


「いえいえ、こんな状況ですから仕方ないですよ。あはは」


「いやあ末恐ろしい技量だぜ。螺奈のアレを素手で受け止めるなんて在り得ねえ」


 赤百合螺奈、絡新婦の一族である赤百合筆頭。

 体から輩出される糸を使った戦闘、隠匿術に、僕等は呑まれかけた。


 張った糸を限界まで引き絞った反動による刺突攻撃。速度も破壊力も、申し分なく人外を打ち砕くレベルであった。


「ギリギリさ。少しタイミングが違えば、僕の体に穴が空いてた」


「だが、結果は違う。一体全体どういう能力のカラクリだ?」


「一応フリーランスなのでね。企業秘密」


 身を乗り出した幽亜くんは、興味津々といった様子で僕を見るが、易々と口は割らない。

 もっとも、隠す必要なんて微塵もないのだけれど。


「カラクリといえば、螺奈さんだ。今でこそ普通に僕の隣で車を運転しているけれど、諸々の経緯を話してくれないかな?」


 窓の外は、市街を抜け田畑の広がる一直線の道路。時折の外灯が不気味だ。


「そうですよね。十さんには謝らなければならない事が沢山です。まずは、虚偽の依頼内容をお伝えした事。本当にすみませんでした。十さんに依頼するにあたり下調べをしたところ、を受けない、という噂を耳に挟みました。なので、ああいった形に」


 確かに、今僕が巻き込まれている争いへの参戦であったのなら、梃でも僕は動かなかったであろう。


「それにしたってだ。あの虚構の打ち合わせ場所といい、どうも腑に落ちない点が多い」


「すみません。あれは、空間作成の呪術を使うフリーランスの友人に頼んで形成して貰いました。懸念がありました。日本最強と目される十一片。もしも、赤雪を狙う家が既に干渉していたのならば、と。ですから、私の真意を知らせない為と、もしもあの場で交戦した場合、こちら側の有利になる様にと準備したものでした」


「なるほど。じゃあ、僕に依頼しに来た時には、既に赤雪はこの惨状だった訳だね」


ではありませんでしたが、火蓋は切って落とされていました。本家に分家が放った刺客が現れた事で、十さんへのコンタクトを決心しました」


「という事は、螺奈さんの様子から察するに、赤雪や赤百合はまだ無事なのかい?」


「はい。本家は赤雪赤百合総出で防衛していますし、その刺客以降敵襲もありません。ですから、全ては襲名式に合わせて来るのかと思っていましたが……」


 外では、玉子ちゃん幽亜くんが潜り抜けて来たように、血で血を洗う戦争が始まっていた。


「本当に……私の認識が甘かった所為で」


「だーから、謝んなよ!」


 またもや暗い顔をしかけた螺奈さんの席を幽亜くんが蹴り上げる。


「いっ! ちょっと幽亜! やめてよ!」


「お前がいつまでもネガティブだからだ馬鹿」


「ちょ、ちょっと二人共止めてよー!」


 螺奈さんと幽亜くんのやり取りを見ていると、まるで姉と弟の様だ。玉子ちゃんが、年の離れた妹。この三人を見ていると、とても熾烈ないがみ合いを繰り広げている親族同士とは思えない。


「そういえば、十さん、その……いいのですか?」


「ん?」


「騙しておいてこんな事を言うのもおかしいのですが、十さんを無関係の争いに巻き込んでしまいました。ですから、今からでも身を引いて頂いて——」


「なに、受けた依頼は全うしないとね」


 僕の返答に、螺奈さんは不思議そうな表情を浮かべる。


「でも、私は依頼の内容を偽ってしまいました」


「確かにそうだ。でも、僕は受けたんだ。螺奈さんは、家族を守りたいと言った。僕は、その言葉を聞いて依頼を受ける事を決めたんだ。玉子ちゃんも、幽亜くんも、同じ事を言った。だから、僕はもう依頼をされたそれではないと疾うに分かっていたけれど、君達と同じ船にのった。を、僕は受けたのさ。だから、僕はそれを手伝うまでだ」


「……ありがとうございます。ふふ」


 僕が言うと、螺奈さんは声を出して笑った。


「え? なにかおかしかったですか?」


「いえ、思い出し笑いです。十さんに依頼を受けて頂いた時の事を思い出してしまって。なにせ、いきなりプロポーズされたものだから」


「はあ!?」


 螺奈さんが言うや否や、僕の後ろに座る玉子ちゃんが、聞いた事もない声色で唸り上げた。


「ちょ! 螺奈さん! それどういう事!?」


「どういうって。初めて依頼をされた時に、十さんに結婚を前提にお付き合いをって言われたのよ。断ったけれどね」


「一片さん!! どういう事ですか!?!?」


「ひい!」


 玉子ちゃんはとてもその大人しそうな表情から想像もつかないドスの効いた声で怒鳴りながら、僕の座席を蹴り上げる。


「おい! 十一片!! 説明しろ!! どういう事だ!!」


「ま、待ってくれ玉子ちゃん! 違うんだこれは! 聞いてくれ!!」


「なになに幽亜、これなに?」


「痴情の縺れだ。気にすんな」


「ああね」


 背後からの苛烈極める恫喝と暴力に身を屈める。僕の窮地だというのに、螺奈さんも幽亜くんも笑っているだけで助けようともしない。


「あれ?」


 そんな最中、少し低いトーンで螺奈さんが首を傾げる。顔を上げると、フロントガラスに広がる景色は一面の田畑。真ん中に一本通った道路、両側にずっと田畑が広がる。よく見ると、フロントガラスに水滴が付いている。


「雨……ですか?」


「え、あ、うん。それもなんだけれど……」


 螺奈さんは急速に車の速度を落とす。徐行したまま、注意深く周囲を見渡しながら進む。


「どうしたんですか?」


「十さんと打ち合わせした場所を作った空間作成の呪術師の友人、今回も連れて来ているんです。赤雪邸の虚像を三つ程作って貰って、ここら辺に並べておいたんですが……あれ、奥にあるのが目的地、赤雪邸です」


 螺奈さんが指す暗闇に、大きな塀が広がっている。高い塀は中の建物を隠しているが、広大な田畑にはっきりと存在が分かる程に広い。流石敷地面積千坪、戸破の実家の比ではない。


「お、大きいですね……」


「そりゃ群馬一の名家だからな。お前入ったらびびるぞ。おい螺奈、攪乱の為の虚像がないってのは、どういう事だ? そういう手筈なのか? お前、家出たのいつだ?」


「いや、襲名式当日まで術は解かない手筈。家を出たのはつい一時間前……だから——」


 空間作成の術が解ける状況なんてのは想像に易いが、それよりも早く状況が動いた。


「うわ!」


 僕達の乗ったワゴンの位置が、せり上がる。窓から見える景色が下に繰り下がる。 

 僕達が、


「螺奈! ドアロック外せ!」


 幽亜くんが叫んだ時には、車は宙に投げ出されていた。数メートル上に持ちあがった車は、そこから車体を傾けて落下した。

 螺奈さんがドアロックを外した事を受けて、シートベルトを外して外に飛び出した。車内と変わらず、僕達は夜の宙に浮いていた。


「玉子ちゃん!」


 三人の中で、一番の懸念。僕は背後の玉子ちゃんを呼ぶ。


「は、はい!」


 玉子ちゃんは、自分の側にあった後部座席のドアをスライドさせ、宙に飛び出していた。螺奈さんと幽亜くんは大丈夫な筈だ。僕は玉子ちゃんに手を伸ばし、自分に抱き寄せる。


「玉子ちゃん捕まってて!!」


 僕の言葉に玉子ちゃんが答える間もなく、畑に着地した。ほぼ同時に、ワゴンがコンクリートの道路に叩き付けられて少し跳ねた。フレームが捻じ曲がる


フロントガラスが割れ散って嫌な音を響かせる。


「螺奈さん! 幽亜くん!」


「おーおー! 中々やりおる!」


 二人を呼びかけた僕に応えたのは、そのどちらでもない声だった。

 小雨の中、声の方を向く。五、六メートル程上空。畑の土が、盛り上がっている。山の様に土がせり上がっている。その上に、一人の男が居た。


「急襲としては十分だと思ったんだがな。見ない顔だな。外部の戦士か?」


 盛り上がった土は、まるでそういう生命体であるかの様に常に流動している。いや、蠢いていると表現した方が正しい。

 恐らく、土を扱う能力。僕は、玉子ちゃんを抱えたまま間合いを確かめる。


「ほらな、お前の事を知らねえ様な化石連中なんだよ、こいつ等は。自分の家系だけでいい。外の世界を知らな過ぎるんだ」


「幽亜くん!」


 玉子ちゃんの介抱で精一杯だったけれど、幽亜くんも無事に着地をしていたらしい。言いながら幽亜くんは僕の前に歩み出る。


「幽亜か! 赤弓もここまで来たか!」


 男が言うと、男の乗っている山が姿を変える。ぐにゃりと、まるで、土そのものが生きているかの様に。


「おいおい、まじかよ。赤弓ってこったあ……かよ」


「幽亜、抜け!! 赤雪分家赤土あかつち——」


「もう抜いた」


 男が口上を述べようとして、乗っている土が津波が如く変貌した刹那だった。


 男は、地上五、六メートルから落下した。まるで糸が切れたかの様に。同時に、せり上がっていた土もその形成していた形を保てず、音を立てて崩落した。


 幽亜くんは、崩落した土に埋まりかけている男に歩み寄ると、その頭に突き刺さったナイフ二挺を引き抜く。


 僕の腕の中でそれを見ていた玉子ちゃんは、目を逸らした。


「車から脱出した時には既に投げていたんだね。幽亜くんの能力は、ホーミング?」


「まあそんなとこだな。何処かの誰かさんと違って俺は太っ腹だから教えてやる。赤弓は万物を操作する。まあ、範囲と操作するものの大きさに制限はあるけどな。筆頭の俺で、バタフライナイフ程度の大きさで、二つまでが精度を保って動かせる限界だな」


 幽亜くんは謙遜した口振りで言うけれど、事戦闘においては十分過ぎる、十分に強力だ。


 物を操作する能力は、戦闘には向かない。基本は索敵や牽制だ。自分の意思で行うものなら尚更、術者は操作に集中しなければならない。戦闘中に操作を行えば、自分か操作物かどちらかが疎かになる。


 例えば、自分の二人目ドッペルゲンガーを操作する鎖子は、基本的には二人目ドッペルゲンガーを戦わせ、本体オリジナルで奇襲をする戦法だし、二人目ドッペルゲンガーと同時に戦ったとしても、どちらかは攻撃に、どちらかは防御に徹する。

 当然だ。頭の中でもう一人の自分を操る。それを行いながら自分も戦闘に参加するのは至難。

 

 例えば数年後、鎖子が研鑽を積めば状況は変わる筈だ。鎖子にはそういう才能がある。だから、ここまでの戦闘を振り返って、赤弓幽亜は屈指の使い手と分かる。戦闘中の淀みない操作、そして己の体捌き。しかも、操作物を一つに限定しない。


 それはいつかの鎖子が到達する様な領域に居て、一流なんて言葉では足らない。流石日本有数の名家の分家筆頭。幽亜くんの手腕は、十分に異常と形容出来る。 


「おい! 螺奈!」


「はいはい」


 幽亜くんが呼ぶと、電線に糸を張って宙に居た螺奈さんが降りて来た。


「どう見る?」


「もう本家で戦が起きているんでしょうね、きっと。友人の空間作成の術が解けているのは、本人になにか問題が起きた時。本家に匿っていたから、もうあそこは戦場いくさばに成り果てたのよ」


 螺奈さんが静かに言う。幽亜くんも、静かに頷く。


 多分にその戦場というのは、玉子ちゃんや幽亜くんが掻い潜って来た様なもの。


 凄惨な殺戮空間に、他ならない。


 けれども、二人は落ち着いている。修羅場など、十重二十重に越えて来た人生なのだろう。それが例えば自分の家であろうと、取り乱す必要はない。取り乱して好転する事など一つもない。だから、二人は自分の家族が殺戮の最中に在っても、表情を崩さない。


「螺奈さん、どうすればいい?」


 僕は抱きかかえていた玉子ちゃんを降ろして尋ねた。もう、依頼の範疇では収まらない。


「十さん……もう、貴方にお願いした領域ではない。これ以上は——」


「言ったろ? 乗りかかった船だ」


 見据える赤雪の本邸は静かに佇んでいる様に見えるけれど、きっとそれは、嵐を内包している。

 それを、悲哀の表情を隠す素振りもなく見つめる螺奈さん。そんな彼女にそう言うと、覚悟を決めた様に悲しさを振り払って表情を変えた。


「もう、滅茶苦茶ね。きっと赤雪に名を連ねる有象無象は滅茶苦茶。だから、もう……本家に、白王と黒王を操る操石を隠しています。写真で見せた、小さい石です。けれど、もう守り切れない。戦を終わらせるには、それしかない」


「つまり?」


「私か幽亜。それに、玉子。多分私達ならば、アレ等を支配出来る。石に呑み込まれる事なく操れる筈。今から本家に急行します。石を見つけ次第、呑み込みます」


 螺奈さんに聞いた、赤雪の成り立ち。まるでその時の再現の様な、決着。


「私、幽亜、玉子。誰かが白王と黒王を従えて、戦を終わらせます」


 螺奈さんは、強い表情で言った。


「おいおい、まじかよ。ははは! 馬鹿馬鹿しい。しきたりだなんだに縛られずに、最初から白王と黒王を操れる誰かに継承しておけばこんな事は起きなかった。古臭い家らしい……てめえ等でてめえ等に身を喰われてるんじゃ世話ねえぜ……結局、それか。


 雨が、少し強くなって来た。雨音が土埃を巻き上げて、土の匂いが鼻腔を突く。


「玉子、そういう訳だ。もう、ハッピーエンドには程遠い。お前の能力で仲間集めするよりも、一直線に王まで辿り着く事が最善策だ。もう、甘い事は言ってられねえ」


 雨に打たれている玉子ちゃんは、状況を理想論を飲み込み、感情を押し殺して言う。


「はい……分かっています」


 信念が縒れているのではない。


 在り得ない程に、窮屈で最悪な状況なんだ。思い返せば、そうだ。なにもかもが、在り得ない程に最悪だ。


 玉子ちゃんと幽亜くんは、顔を合わせるなり殺し合いに発展した。玉子ちゃんも幽亜くんも、本心の中では親族を思っていたけれど、殺戮の状況を切り抜けて、やはり一合目は殺し合いだった。

 その実、玉子ちゃんは外様と呼ばれる自分の家を受け入れてくれた幽亜くんを慕っていたし、幽亜くんも玉子ちゃんの邪視にかかった。

 そういう思いが胸中に在るのを分かっていながら、殺し合わざるを得ない。親兄弟姉妹すら漏らさず、鏖殺おうさつの境界内。


 玉子ちゃんも、螺奈さんも、幽亜くんも、傍から見れば異常だ。殺し合いの直後に、まるで兄弟姉妹の様に話し合って。

 でも、本来はそうなのだ。本来の姿がそちらであり、悪虐の合戦に仕方なく身を落としているのだ。


 だから、必死だ。形振り構っていられない。十四の少女は、そういうのを全て分かって、腑抜けた台詞を押し殺している。


「石の隠し場所は?」


「地下室。ただ、同じ場所にあるとは思えない。もしかしたら、既に誰かが飲み込んでいるかもしれない」


「それなら降参して終わりだな。俺等と同じ考えをしている他家が呑み込んでる事を祈る」


「降参が受け入れられずに、白と黒を携えた家と闘う事になったら?」


だ」


「白王と黒王相手に? 笑わせないでよ」


 螺奈さんと幽亜くんが話し合う中、雨足が強まっていく。


「じゃあ、作戦はその石を探せばいいって事かい?」


「そうですね……私と幽亜で庭側から地下室へ。玉子と十さんは、正面から探索を。取り出されて居なければ、抱える程度の大きさの赤い箱の中に石はあります。見つけたら、玉子に。玉子、いい?」


「はい……分かりました」


 玉子ちゃんは、螺奈さんの言葉に力強く頷く。


「十さん、玉子をお願いします。多分、もうあの場所では玉子の力は使えないから……操石の獲得を最優先。なによりも……それを優先して下さい」


 家族を守りたいと僕に依頼をした彼女は、家族を守る為にそう言った。

 石を最優先。つまり、命は二の次だ。それの為に、殺害を厭わない。


「任せてくれ」


 僕が答えると、螺奈さんはランスを包んでいた糸を解放して、本家へ駈け出した。幽亜くんもそれに続く。


「玉子ちゃん、僕達も行こう」


「はい」


 雨が、秒刻みで強さを増していく。

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