あの頃の思い出-参-
【取り付き】
技が出せない。どうする。
「なんだ。お前ビビってんのか。」タイヤンがつつく。
「ビビってなんかいねー。ダイオキシンが大量発生するのを防ぎたいだけだ。」
そう、それだけだ。
その瞬間だった。体がふわりと浮いて、タイヤンの中に吸い込まれた。
「「どうだ。倒せんだろ。」」
もう、ダメだ。これが取り付きか。やばくね?何て考えていたら、俺の頭に衝撃が加わった。
二人のキックだ。
その瞬間俺の体は再びふわりと浮いてもとの場所に立っていた。そして暗黒タイヤンは消えていた。
「ありがとう。」
そう二人に言うと、いつもの焼肉屋に向かった。
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