第十六話
【明日の為に】
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私達は変身して車に乗り込んだ。何処に向かうか?そんな事は決まっている。“国会議事”いや、敵のアジトだ。私達の持っている情報だと敵は国会にいる。
「その情報あってんのか。」
ブルーの声がする。彼はホステスをしていて、本名は「小嵐勇吾」という。今日はバットフォンで烈斗に呼ばれ抜けて来たらしい。
「あぁ、情報は正確だ。」
「またあれか。情報“は”か。」
「烈斗早めに終わらしてよね。この全身タイツ、女子には抵抗あるんだから。」
「あぁ、わかってる。」
「烈斗さん作戦は?」
ここまで来ているのに作戦を聞かされていなかったのだ。
「作戦は無い!」
「・・・・」
沈黙が流れる。
「「「はあ?」」」
この時、初めて三人の声が揃った。
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