第十二話

【闇夜も光に変える“キオク”】

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思い返せば中学時代楽しかった事などあっただろうか。

彼女は死んでしまって、俺は相変わらず虐められててーー


いや、そうだ1つ。いや、2つ楽しかったことはあった。

まず、俺は虐められて無かったんだ。あいつはただ、じゃれあっているつもりで、あの後は良い友達だった。今、どこ居んだろ。

それと俺は、彼女が居るだけで毎日が楽しくて、楽しくて仕方が無かったのだ。

もっと話しとけばよかったな。ハハハ。

思い出してみれば、中学時代楽しい事ばっかりじゃ無いか。悲しいが、彼女の死はほんの一部分でしかないんだ。彼女の死にとらわれていたせいで、俺は大切な物を見失ってたんだな。

「ありがとう。」

「烈斗さんなんなんですか。いきなり。」

「お前が話を聞いてくれたおかげで、これからはもっと前向きに生きられそうだ。」

「そうですか…。」


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【復讐心の芽生え】


本日の調査結果

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今日は746体のガルスが発生その内723体を撃破23体は人間に憑依2時間後消滅を確認。その内1体は記者さんから生まれた。


記者さんから生まれたガルスは3時間で撃破。


名前は破壊魔オセロンだった。


記者さんは烈斗により、想い出の部屋へ送られた。


以上

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