第六話

【落ちる記者B】

4/18

朝起きて、ニュースを確認して私は家を出ると直ぐに駅へ向かった。私はブラクスの取材のため汽車に乗っていた。汽車の中は静かで隣の席に座るおばさんたちの声だけが聞こえる。昨日みた夢は忘れることにした。

「そこのお兄さんどこ行くの?」

そう聞かれ私は答える。

「取材のためブラクスまで…。」

私はそこでお婆さんたちの表情が一瞬変化するのを捉える。

「ブラクスでは夜中に外にでないようにね。」

「なんでですか。」

私は当然聞き返す。

「それから部屋は常に明るくしなさいよ。」

実家に居る母さんみたいなことを言ってくる。駅に着くとお婆さんたちはもう一度同じことを言ってきた。私は軽くお辞儀をし、取材の間住む家に向かった。

六畳一間のアパートだ。隣の人に挨拶を済ませようと右側の部屋のベルを人差し指で押す。ピンと鳴り、ポーンと軽い音がなる。

出てきたのは全身赤タイツの男だった。一瞬変な人かと思った。

「あっ着替えてきます中で待っててください。」

「は、はぁ。」

1分くらい経つと男はシャツとジーパン姿に着替えてもっどてきた。どうやら男はヒーローに憧れているらしい。やっぱり変な人だ。


私は自分の部屋に戻ると寝転がった。隣から懐かしいヒーローのオープニングテーマが聞こえる。私の一ヶ月の取材活動はどうなるのか。そして私のまぶたは閉じた。部屋の電気は着いていないままで・・・・

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援した人

応援すると応援コメントも書けます

ビューワー設定

文字サイズ

背景色

フォント

一部のAndroid端末では
フォント設定が反映されません。

応援の気持ちを届けよう

カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。

アカウントをお持ちの方はログイン

フォロー機能を活用しよう

カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック!

アカウントをお持ちの方はログイン

フォロー機能を活用しよう

カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう!