捨てられた「あいしてる」のことばが町をさまよい、次の世代を紡いでいく。まるでシュールな世界観が、ことばってなんだろう、感情ってなんだろうって気持ちを揺さぶってくる。読んでいてなんだか胸がきゅっとなる。この作品もきっと野生のことばなんだろう。