届けるは光。
その体は、ただひたすらに真っ直ぐに。
運命に導かれて、誰も為せないことをする。
遠く照らされる希望を夢に。
遥か彼方の祈りを糧に。
問い掛ける願いを高らかに謳う。
温もり、それは証明。
どこまでも残酷な優しい煌めき。
孤独、それは安らぎ。
いつまでも甘美な哀しい輝き。
命題を与えられた。
いつの日か解いてみせると誓った。
空廻る思考。構うものか。
煮え滾る心。構うものか。
倫理と常識を投げ捨てて、その果てでなお果たせぬ想い。
感情を束ねる。
思考を重ねる。
澄ませる想い。
誇るがいい、絶望を。
奇跡はやがて伝説になる。
鳴り渡る音を届けよう。
脈動が聞こえるか。
泣き、笑い、感情の濁流の音が。
音楽が聞こえるか。
歌い、奏で、知性の清流の音が。
旋律に神話を宿らせる。
歌詞に物語を書き綴る。
歌唱に人生が紡がれる。
届けよ、生命。
伝えよ、神話。
歴史を、伝説を、物語を彼方まで。
高らかに、厳かに、雄大に。
遥か世界の果てまでも。
讃えよ、それは鼓動となるだろう。
詠え、それこそ文化となるだろう。
その先、虹が産まれる。
いつかの光を、宿して。
揺れ動く感情のように。
静謐なる理性のように。
この光は輝き煌くのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます