STEP06:〈見つけてマイドリーム〉

【01】街外れの丘にて

少女「んー!んー!」グーッグーッ


剣「ふはははは。まだまだだな」


少女「むぅーっ!勇者としてまだわたしに足りないものはなんだろう……」


少年「少女ちゃん、頑張ってるのにね」


少女「かわいさ?あっサインとか作るべきかな?キメポーズとかも……」


少年「少女ちゃん……勇者はアイドルじゃないんだよ……」


少女「ツルギさんはどう思う?わたし、何が足りないかな?」


剣「……キメ台詞とか必殺技とかじゃないか?」


少年「いやいや……流石にそれは……」


少女「必殺技かぁ……"スペシャル勇者アタック"とか?どうかな?」


剣「…………足りないものがひとつ見つかったな」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る