No.XXX
No.XXX【相合傘】
『あー。明日タオル返しに行くわ』
『もぅ!電話、遅いですよ!あれからもう一週間ですよ!』
『そっちからかけるつってたじゃん』
『電話、苦手なんですよ!気恥ずかしくて!』
『えっ……えー。あっ。そうだ。前に聞こうと思ってたんだよ。ひとつ、いい?』
『はて、なんですか?』
『あの日さ、傘がひとつしかないって言ってたけどあれ、嘘でしょ』
『…………さて、どうでしょう?』
【SS】雨宿り百物語 ゆきの @yukiny
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます