自殺をする人って強い意志があるんだろうかの第6話

相部屋だと同室者がカーテンで仕切られているだけなので、声が聞こえまくる。

単なる雑談なら、騒々しくはあるけどまあいい。

問題は結構深刻な話も聞こえてくること。

治療も全部うまく行くわけじゃないし(自分も苦戦だし)、その話をスタッフとしたり、家族としたりも普通にある。

でも、気持ちはわかるけど、うまく行かない時にショックで荒ぶるのはやめてほしいなあ。

こっちまで暗い気分になる。

しかしまあ、逆にいうと荒れるということは、生きる意志満々なわけで、羨ましくもある。

もういいんじゃないの?という年寄りが荒れてる時もあったりするし、生きる意志というのは年齢関係ないんだなあと思う。


さて、自殺の話。

自殺する人って意志が弱いと言われるけど、今の私に言わせると、すごく意志が強い気もする。

良く死を選べるなあって。

まあ、死に方もいろいろで、楽なのは睡眠薬とか言われるけど、失敗も多いらしい。

飛び降りや飛び込みを選べる人って、特にすごい。怖くないんだろうか?

やはり絶望に心を支配されてるから、それほど心が強くなくてもいいんだろうか。

その他、首吊り、リストカット、練炭などなど。

考えてみると自殺法を列挙したのは初めてだな。

個人的にやるなら練炭自殺だろうか(やらないけど)。

確実性と苦しさの少なさが一番バランス取れてる気がするな。

こんなことを考えてみても仕方ないのだが。


さて、自殺する人は意志が強いのか、弱いのか、はたまたそれ以外なのか?

当然想像にはなるが、やり方にもよるような気がする。

飛び降り自殺なんかはなかなか意志が強くないと実行できないんではないかな。

それが証拠に?ドラマなんかでは、「近づいたら飛び降りるぞ!」と

警察官を煩わす人がよく出てくるし(笑)

手すりを乗り越えるくらいまではできても、そこでやめる人は多そう。

やめたらニュースにもならないし。


対して睡眠薬自殺は眠るように死ねるイメージがあるので、意志が弱くてもいけそうな感じ。

ただし、素人が市販薬でやっても、分量がわからなくて失敗、とか多いかな。

リストカットは痛そうなのに、なぜか意志が弱い人のイメージが。

やるやる詐欺の人も多いというが、自分的には切る事自体嫌だ〜。

そう考えると切腹というのはすごいよなあ。

介錯の人がいればまだいいんだけど、完全に自分だけでする人もいたわけだし。

当時は価値観と教育が違っていたから、できたのかもしれないな。


翻って自分の話。

まあ、基本的には自殺なんてできない性格だと思っているのだが、自己破壊衝動というのは少しはわからなくもないのだ。

走っている自動車のホイールとか、回転する機械を見ると手を突っ込みたくなる衝動が…(書いててこえぇ)。

ちょっと感じるだけだし、本当に手を近づけたことすらないんだが、これが拡大すると自殺衝動になるんだろうかと考えることはあるな。

他の人はどんなものなんだろうか?


結局、今回も結論のないグダグダ話なわけではある。

自殺は自分はできそうもないので、理解できない以上こんなものなのかね。

研究している人の本とか読んでみてもいいのかも。

では、今回はこんなところで。

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