第9話 あなたは何が何でも一番なんだから!

 有栖川亜梨沙は大富豪である有栖川龍之介の一人娘で、高校二年生です。


 ちなみに亜梨沙はそれなりに美少女です。でも胸が小さいのを気にしています。


 そんな亜梨沙の邸に新しく執事が来ました。


 その人の名はトーマス・バトラー。執事の本場である英国の出身です。


 金髪で碧眼。その上イケメンで、亜梨沙は完全に一目惚れしてしまいました。


 でも誰にも言えずにいます。


 ところが、親友の桜小路蘭には見抜かれてしまいました。


 でも、亜梨沙はそれに気づいていません。


 


 亜梨沙はいつものように父の龍之介に激突するような行ってらっしゃいのキスをしてから、パンチラさせながら走っていました。


 今日はイチゴパンツです。


(今日は何も落とし物はしてないんだから!)


 昨日、トーマスに追いかけられて、その上いつの間にか前にいた彼に思い切り抱きついてしまった事を思い出し、ホールトマトも謝るくらい赤くなる亜梨沙です。


「行ってらっしゃいませ、お嬢様」


 遠くでトーマスの声が聞こえますが、亜梨沙は聞こえないフリをしてそのまま全力疾走です。


 更にそのまま失踪したいくらい恥ずかしいと思う亜梨沙です。


(トム……)


 昨日はトーマスの温もりが残っていて、一日中ボンヤリしていた亜梨沙は、何故か凄く機嫌が悪い坂野上麻莉乃先生に集中攻撃を受けました。


 居残りをさせられた上、校庭を三周させられました。


(どうしてあんな目に……)


 その事があったので、今日はトーマスと一言も会話をかわしていない亜梨沙なのです。


 


 教室に着くと、


「おはよう、有栖川」


 恒例の早乙女小次郎のセクハラタイムです。


 後ろからムンズと胸を揉まれます。


「ああ、おはよう、早乙女君」


 亜梨沙は力なく微笑んで挨拶を返し、唖然として胸から手を放した小次郎から離れて席に着きます。


(どうしたんだ、有栖川? 何があった?)


 いつもの切れのある亜梨沙の反撃を期待(?)していた小次郎はすっかり拍子抜けです。


「おはよう、小次郎」


 そこへ高司譲児の声が聞こえました。


「おう、おはよう、譲児」


 小次郎は声が聞こえた方を見ましたが、そこには金髪碧眼の美少年が立っていました。


 見覚えがない顔です。しかし、着ている服は高等部の制服なので、ここの生徒のようです。


「君、誰?」


 小次郎はキョトンとして尋ねます。


 周囲にいた女子達がざわつき、きゃあきゃあと小さい悲鳴が上がり始めます。


「俺だよ、小次郎」


 その美少年はニコッとして言いました。それを見て何人かの女子が失神しました。


「ええ!?」


 小次郎は仰天しました。出っ歯が全部発射されそうです。


「じょ、譲児?」


 小次郎は目を見開いてその美少年を見上げました。


「そうだよ」


 また譲児はニコッとしました。


「きゃああ!」


 クラスの女子達があっと言う間に譲児を取り囲みます。


「付き合ってください」


 突然交際を申し込む素っ頓狂な女子もいます。


「何?」


 それどころではない亜梨沙は、ボンヤリしたままで譲児の方を見ます。


 でも、何も感じません。


 亜梨沙にとって、金髪碧眼はトーマス以外はゴミ同然なのです(あくまで亜梨沙視点)。


「譲児君、イメチェンしたんだ。雰囲気変わったね」


 ジョニデ命の桃之木彩乃も、全く興味がないようです。


「ああ、高司君なんだ、あの人」


 亜梨沙は金髪の美少年が誰なのかすら認識していませんでした。


 そしてもう一人、譲児に興味がない人物がいました。


 譲児がマジ狙いの女子である桜小路蘭です。


(一瞬だけど、亜梨沙の邸の執事さんかと思ってびっくりした)


 でも、トーマスではないとわかると、蘭の興味は一気に失われました。


 イメチェンの甲斐がない譲児です。


「ほら、皆さん、もうホームルームの時間ですよ」


 未だに機嫌が悪い麻莉乃先生が入って来ました。


(え?)


 麻莉乃先生も譲児のイメチェンにビクッとしました。


(バトラーさんがいるのかと思った)


 麻莉乃先生はそれが譲児だとわかり、ホッとします。


「ほら、静かにしなさい」


 麻莉乃先生がもう一度注意しなければならないほど、女子達は譲児に目を奪われていました。


(全く、金髪なら誰でもいいの、貴方達は?)


 麻莉乃先生はムッとしました。


(高司君もイケメンだけど、やっぱりバトラーさんには及ばないわ)


 まるでトーマスの彼女気取りの麻莉乃先生です。何故か誇らしそうなのが怖いです。


 譲児も、蘭が全然自分に興味がないのに気づき、悲しそうに蘭の後ろ姿を見ています。


(それほど有栖川の邸の執事は凄いのか?)


 譲児はトーマスを遠くからしか見た事がないので、一度会いに行こうと思い立ちました。


(できる事なら、あの人を超えたい。そして、蘭さんに真剣に交際を申し込む)


 今までの方法では蘭を落とせないと思った譲児は、最悪の場合、トーマスに弟子入りする覚悟です。


 ちょっと方向性がおかしくなっています。


 


 ホームルームが終わり、一時限目は理科実習なので、教室移動です。


 準備をして立ち上がった亜梨沙に譲児が近づきました。


 殺気立つ小次郎とその他の男子達、ビクッとする女子達です。


 亜梨沙は何度も言うようですが、美少女です。


 彼女はセクハラ魔神の小次郎以外の男子とは普通に会話します。


 明るくて可愛い亜梨沙は人気者なのです。でも魔法使いではありません。


 クラスの中の男子の多くが、できれば亜梨沙と付き合いたいと熱望しています。


 中には父親の遺産目当てという欲に塗れた男子もいますが。


 そして幾人かが「貧乳至上主義者」との噂もあります。


「有栖川、ちょっと話があるんだけど」


 譲児が言いました。女子の中には泣き出す子もいます。


 男子の中にも泣き出すバカがいました。


 小次郎は、


(譲児は桜小路一筋だって言ってた。だから、告白はあり得ない)


と思っていますが、相手が譲児だけに(しかも金髪碧眼)不安要素満載です。


「何、高司君?」


 亜梨沙は決して小次郎には見せないような笑顔で応じました。


 血の涙が湧き上がって来る小次郎です。


(有栖川ァ、俺にもその笑顔ちょうだい……)


 蘭はその様子をチラッと見ましたが、気にも留めずに教室を出て行きます。


「蘭ちゃん、譲児君が亜梨沙ちゃんに告白しそうな感じだよ。どうする?」


 勘違い街道を走り始めた天然暴走娘の彩乃が蘭を追いかけて来て言いました。


「別にいいんじゃない。私は関係ないし」


 蘭はニコッとして応じました。


「もう、蘭ちゃんたら、素直じゃないんだから」


 彩乃の中では、蘭が譲児にメロメロですから、蘭の態度は強がりにしか見えません。


「私は素直よ」


 蘭はスタスタと廊下を歩いて行きました。


「もう」


 彩乃はプウッと頬を膨らませ、蘭を追いかけます。


 一方、譲児は亜梨沙の前に立ち、


「今日、有栖川の家に行ってもいいかな?」


「え?」


 意外な申し出に亜梨沙はキョトンとします。


 亜梨沙の中では、譲児はあくまでもクラスの中の仲がいい男子でしかなく、恋愛対象ではありません。


 そして何より、譲児が蘭にアタックしているのを知っていますから、自分に告白する事はあり得ないと思っています。

 

(所詮、男共は巨乳が好きなのよ)


 亜梨沙の被害妄想が湧き上がります。


 そして更に妄想は進みました。


(まさか、高司君、トムに告白?)


 いけない世界を妄想し、顔が赤くなる亜梨沙です。BL漫画の読み過ぎです。


(ああ、有栖川が恥ずかしがっている!)


 亜梨沙の表情の細かいところまで見逃さない亜梨沙マニア特等席の小次郎です。


「執事さんに会って話がしたいんだけど」


 更に誤解を招くような事を言い出す譲児です。


(わわ、高司君、本当にトムに告白するの?)


 妄想が暴走し、ますます顔が火照る亜梨沙です。


「そ、そうなんだ。いいよ、トムに伝えとくから」


 亜梨沙は譲児を見上げて答えました。譲児は赤い顔をして自分を上目遣いに見ている亜梨沙にドキッとします。


(有栖川も可愛いんだけど、やっぱり俺は蘭さんきょにゅうがいい)


 巨乳至上主義の譲児はそう思いながら、


「わかった。ありがとう、有栖川」


と言うと、教室を出て行きました。


 顛末を見ていた一同は事情はそれぞれ違いますが、一斉にホッとしました。


 それに対して、不安が募る亜梨沙です。


(高司君、トムと何を話すのかしら?)


 またいけない世界を思い描きそうになり、振り払う亜梨沙です。


(トムはそんな人じゃない)


 トムは違うが、譲児はそうかも知れないと酷い判定を下す亜梨沙です。


 


 職員室に向かって廊下を歩いている麻莉乃先生は、その先に里見美玲先生が立っているのに気づきました。


「あ……」


 里見先生は麻莉乃先生に駆け寄って来ました。


(まさか……)


 思わず身構える麻莉乃先生ですが、里見先生は麻莉乃先生の前に来ると、


「昨日は大変申し訳ありませんでした」


と腰が折れるかと思うくらい頭を下げました。


「ああ、いえ、その、もういいですよ、里見先生。私、むしろ忘れたいので、謝らないでください」


 麻莉乃先生は昨日の里見先生の「色仕掛け」を思い出し、赤面しています。


「私、坂野上先生のお気持ちを少しも考えないで、酷い事をしてしまいました」


 里見先生は涙ぐんでいます。麻莉乃先生は困り顔になり、


「もういいんです。では、失礼します」


 麻莉乃先生は里見先生の横をすり抜けて、廊下を歩いて行きました。


「麻莉乃先生……。やっぱり素敵……」


 諦めきれない里見先生です。目をウルウルさせています。


 


「坂野上先生、お加減は如何いかがですか?」


 麻莉乃先生が職員室に入ると、美津瑠木新之助先生が近づいて来ました。


「は?」


 麻莉乃先生は、里見先生の謀略で自分が倒れた事にされていたのを知りません。


 ですから、学年主任の先生や他の先生方に身体の具合を尋ねられて、うんざりしていたのです。


(只でさえうざいこの人に言われると、余計うざい)


 麻莉乃先生はそう思いましたが、そんな事は全然顔に出さず、営業スマイル全開で、


「はい、お陰様で。お気遣いいただき、ありがとうございます」


と言うと、サッサと新之助先生から離れてしまいました。


「ああ……」


 折角話す切っ掛けができたと思ったのに、つれない麻莉乃先生に唖然とする新之助先生です。


(もう、美津瑠木先生ったら、麻莉乃先生にデレデレして……)


 他の用事で職員室に来ていた三年生の錦織瑞穂はムッとしていました。


(やっぱり、男の人って、胸が大きい人が好きなのかしら?)


 瑞穂は亜梨沙に比べれば胸はあるのですが、麻莉乃先生と比べてしまうと、悲しくなってしまうようです。


「錦織」


 廊下に出たところで、クラスメートで成績トップを争っている寺泉学に声をかけられ、瑞穂はビクッとしました。


(寺泉君も麻莉乃先生狙い?)


 自分が麻莉乃先生を睨んでいると、いつも現れる学に妙な疑惑を抱く瑞穂です。


 彼女は学に好かれているとは夢にも思っていません。


 瑞穂にとって、学は勉強のライバルでしかないのです。


 学が知ったら、寝込んでしまいそうな事実です。


「何かご用、寺泉君?」


 瑞穂は黒縁眼鏡をクイッと上げて尋ねます。その仕草にドキッとした学はつい赤面してしまいます。


(可愛い、錦織……)


 もう只のアホ男子です。


「用がないのに呼び止めないでよね」


 そんな学の気持ちなどミジンコほども感じ取っていない瑞穂は、無情な言葉を投下して立ち去ります。


「ああ……」


 今度の日曜日、一緒に映画でも、と誘おうとした学は、ジャケットのポケットの中にある前売り券をギュウッと握りしめました。


(俺は何て臆病者なんだ……)


 項垂れる学です。


 そんな二人のやりとりを廊下の角から里見先生が見ていました。


 何故かニヤリとする里見先生です。血の雨が降りそうで怖いです。


 


 放課後です。


 今日はスチャラカをしなかった亜梨沙は、居残りも校庭ランニングもなしで、無事帰れます。


 玄関まで来て、ハッとする亜梨沙です。


(そうだ、トムに連絡しておこう)


 譲児がトーマスに会いに行くのを口実にトーマスと話そうと考える亜梨沙です。


(わ、私が話したい訳じゃないんだから!)


 自分に言い訳するとは、トーマス好き好き症候群の末期です。


 携帯で家にかけると、メイドが出ました。


「トムをお願い」


 お嬢様のオーラ全開で言う亜梨沙です。


「お待ちください」


 保留の音楽を聞いているうちにドキドキして来る亜梨沙です。


「お待たせ致しました、お嬢様。如何なさいましたか?」


 声だけなら大丈夫だと油断していた亜梨沙でしたが、もう少しで倒れるところでした。


(声だけでも素敵過ぎるわ、トムゥ!)


 心の中で絶叫する亜梨沙です。


「えーと、私のクラスの男子が、トムとお話がしたいんですって。だから、お願いね」


かしこまりました、お嬢様」


 亜梨沙は通話を切り、破裂しそうな胸を押さえます。


「ほらほら、そんなに強く押さえつけたら、ない胸がもっとなくなるぞ、有栖川」


 小次郎が譲児と共に現れて言葉のセクハラです。


「大きなお世話よ!」


 亜梨沙は小次郎を鬼の形相で睨みつけてから、


「高司君、トムには連絡しておいたから、一緒に行きましょ」


 全然別人のような天使の笑顔で譲児に言う亜梨沙です。


「ありがとう、有栖川」


 小次郎はその笑顔を見て愕然とし、譲児は亜梨沙の変わりように驚きました。


「ああ、亜梨沙ちゃん、公然と浮気?」


 彩乃が後ろから現れて言うのを亜梨沙は無視して、譲児と校庭を歩いて行きます。


「蘭ちゃん、いいの?」


 彩乃は後から玄関に来た蘭に言います。蘭は肩を竦めて、


「別にいいんじゃない? 私は関係ないし」


「ええ?」


 彩乃は妄想ワールドが崩壊しそうなので混乱しました。


 小次郎は並んで歩く譲児と亜梨沙を見て固まったままです。


 


 亜梨沙達が知らないところで、事態は急展開しようとしていました。


 麻莉乃先生が亜梨沙達より早く、有栖川邸を訪れていたのです。


 警備員はすでに麻莉乃先生信者なので、顔パスです。


(今日こそ、私の魅力で……)


 悪い魔女の顔になる麻莉乃先生です。


「バトラーさんはどちらに?」


 麻莉乃先生は玄関の前を掃除していたメイドの一人に尋ねました。


「庭園におりますが、行かれない方が……」


 メイドがそう言った時には、麻莉乃先生はすでに庭園に行ってしまった後でした。




 庭園には、亜梨沙の命令しか聞かないはずですが、トーマスには服従しているドーベルマン十二頭(雌)がいます。


 よその人間が無断で庭園に侵入したら、確実に彼女達に狩られます。


 麻莉乃先生は三十路にならずにその命を落としてしまうのでしょうか?


「バトラーさん、どちらですか?」


 麻莉乃先生はこれ以上できないというくらいの笑顔で言いました。


 その時です。


「ガルル!」


 侵入者を嗅ぎつけて、十二神将ドーベルマンが走って来ました。


「え?」


 麻莉乃先生はドーベルマンに気づき、一瞬死を覚悟しましたが、


「負けません!」


と闘気を発しました。十二神将どころか、四天王も逃げ出しそうな勢いです。


「きゃん、きゃん!」


 十二神将達は、麻莉乃先生が発する闘気とその鬼の形相に仰天し、逃走しました。


 麻莉乃先生の勝ちです。


「どうした、お前達?」


 そこへトーマスの声が聞こえました。


「バトラーさん!」


 麻莉乃先生はまた笑顔になり、トーマスの声がした方に行きました。


「いらっしゃいませ、坂野上先生」


 庭園の奥から姿を見せたトーマスは、ブルージーンズのオーバーオールに白のTシャツを着ていました。顔は土いじりをしていたのか、汚れています。


 それに反して、キラッと輝く白い歯は健在でした。


「ああ、反則です、バトラーさん……」


 麻莉乃先生はあまりに意外なトーマスの「不意打ち」に撃沈し、気絶してしまいます。


「坂野上先生」


 トーマスはサッと麻莉乃先生を抱き止めました。


 


 トーマスが麻莉乃先生を客間のベッドに寝かせて退室した時、亜梨沙と譲児が到着しました。


「あら、どうしたの、トーマス?」


 亜梨沙はトーマスが燕尾服以外を着ているのを初めて見ました。


 クラッと来てしまいそうです。


「坂野上先生がいらっしゃいまして、お気を失われまして……」


 トーマスが説明すると、亜梨沙は、


(あの隠れ巨乳、何しに来たのよ?)


 亜梨沙は麻莉乃先生の事が気になりましたが、


「あ、こちらがクラスメートの高司譲児君よ」


と譲児を紹介しました。


「こんにちは、バトラーさん」


 譲児は微笑んで挨拶しました。トーマスもニコッとして、


「いらっしゃいませ、高司様」


と応じます。


(うわ、凄い、これ……)


 間に挟まれていた亜梨沙は、トーマスと譲児の超絶的な笑顔に気絶しそうです。


(高司君もかっこいいのね……)


 そこで初めて気づく鈍感な亜梨沙です。


「どうぞこちらへ」


 トーマスは譲児を応接間に案内しました。


「お茶をお持ち致しますので、お待ちください」


 トーマスは譲児を残して退室します。そして、部屋の前にいた亜梨沙に、


「素敵なクラスメートの方ですね、お嬢様」


と言いました。亜梨沙はその言葉で完全にテンパってしまいました。


「あなたは何が何でも一番なんだから!」


 また意味不明な事を言って走り去る亜梨沙です。


「ありがとうございます、お嬢様」


 トーマスは優雅にお辞儀をしました。通りがかったメイド二人が気絶したのは言うまでもありません。

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