191:取り出される絶望
馬車道瞳が背後から槍に貫かれるその瞬間を、静は海岸プール脇の、ステージ上に通じる通路を走りながら目撃していた。
背後に誰かがいたという訳ではない。
まるで誰かが投げつけたかのように、突如として海を模したプールの水中から槍が飛び出して、瞳の体を背後からものの見事に刺し貫いたのだ。
(――ッ、水の中に何かいる――!!)
ともすれば人間味にかける、倒れた瞳を案ずるより先に危険に身構えることを優先した静の思考回路は、しかし少なくとも今回は静自身の命を救う形で役立った。
危険を感じて静が身をかわした次の瞬間、同じように水中から槍が飛び出して、直前まで静がいたその場所を貫いて背後の壁へと深々と突き刺さる。
(この槍、確かトライデント……!!)
静でも名前くらいは知っている、先端の穂先が三又に分かれた特徴的な槍。
見れば、その槍の石突部分からは槍と同じく魔力から生成されたワイヤーのようなものが結び付けられていて、それが水中に潜む何者かのいる方へとぴんと張られて揺れている。
(――いえ、このワイヤーの動きは――!!)
静が危険を察知して飛び退いたその瞬間、ワイヤーに牽引される形で水中にいたその敵が勢いよく姿を現して、同時に壁に刺さっていたトライデントが抜けてワイヤーに引かれる形で持つ主の手へと戻される。
現れたのは、先ほど舞台上で弓を射ていたのと同じ召喚人形、ただし先ほどの個体と違い、その全身に水でできた鎧のようなものを纏って、手足の形を水かき状のものに変えた、まるで半魚人のような姿の人形だった。
と、静がそんな敵の姿を見とめると同時に、魚人形も静を敵と見定めて、トライデントを持つのとは逆の腕を構えて纏った水を渦巻かせる。
逃げようにも回避できるほどの道幅などない、人一人が通るのがやっとの通路にいる静を目がけてその左手を引き絞って――。
「――ッ!!」
次の瞬間、静がとっさに真横のプール上へと跳び出して、かわりに放たれた水流の渦が一気に拡大、静がいた通路上をその水圧によって滅茶苦茶にかき回していた。
ものが水であるため破壊力には欠けるようだったが、あのまま通路上にいてはたとえシールドを張っていたとしても、渦巻く水流に巻き込まれて特大の隙を晒す羽目になっていたことだろう。
とは言え、この場においてはプールに飛び込むというのも間違いなく最悪手だ。
敵の姿は明らかに水中戦仕様。このまま水中にダイブすることと成れば、静はそのまま敵の土俵の上で一方的な戦いを強いられることと成る。
「【
故に、静はそうなる前に【歩法スキル】の技を発動させて、で跳ね返るように跳躍し、ついでとばかりに攻撃を放ったばかりの魚人形の首へと小太刀の一撃を叩き込んでいた。
激突の音があたりへと響き、ぶつかると同時に上へと跳ね上がった静が壁面へと着地し、同時に魚人形の体が水を求めるように真下のプールへと落下する。
(今の一撃――。かなり対処し辛いタイミングで斬りかかったつもりだったのですが……。自分の体ではない、召喚獣の操作でこの反応と技量ですか……!!)
左手で攻撃を放った直後の相手にその左側から斬りかかるという、通常であれば対処が難しいはずの攻撃。
それ対して、あっさりとトライデントを構えて対処して見せたこの敵の技量に、静は内心でこの敵に対する脅威度の評価を一段階引き上げる。
もとよりただの召喚獣と甘く見ていたつもりはなかったが、先ほどの六本腕の人形と言いこの個体と言い、その操作技術は半端な【影人】程度では及びもつかない力量だ。
(しかもこんな個体を、私たちの目を盗んで召喚していたなんて……)
今となってはすでに手遅れだが、召喚を行ったタイミングはそうと知って思い返してみれば明白だ。
恐らくは最初の一体、あの弓使いの人形が矢をばら撒いて水面を爆散させていたその時に、水柱で視界が遮られたその隙を狙って水中の伏兵とあの身代わりの人形を生み出していたのだろう。
強いて気付ける余地があったとすれば詩織が魔聴によって水中に潜む音を聞き取れていた場合だが、彼女の魔聴は決してそう便利なだけのものではない。
(思えば上の監獄で【影人】の大群に囲まれたときも、詩織さんはその中に紛れるフジンさんの存在を判別できていなかった……。いかに彼女でも、大量の魔力の音に紛れられてしまっては、それらの音の個々の判別までは不可能と言うことでしょうか……)
そういう意味では、この件に関して詩織一人を責めるのは酷と言うものだろう。
そもそもそれを言うなら静達の方こそ、遠隔操作で人形を操ることのできるあの敵が、いつまでも無防備に本体の姿をさらしている、その状況にまず疑問を覚えるべきだったのだ。
とは言え、例え静達他のメンバーがそう弁えていたとしても、肝心の詩織本人がそう思うかと言えばまた別の話だ。
「ヒトミィィィィッ――!!」
「――ッ、ダメです、詩織さん――!!」
我に返った詩織が、【天舞足】を用いて水上を駆ける形で瞳の倒れた舞台上へと走っていく。
止める間もなく、静にはない理屈以外のモノに突き動かされる形で。
未だ何が潜むかわからないプールの上を、どうかすると自らの命すら投げ出しかねない、そんな危険な勢いで。
気付けなかった。聞き取れなかった。警戒していなかった。
舞台上で倒れた友達の元へと走りながら、詩織の胸の内で多大な自責の念が怒涛の如く湧き上がる。
詩織が水中から音が聞こえることに気が付いたのは、水中から飛び出した銛が瞳を背後から貫いた、それが起きてしまったその後だった。
そうなるまで詩織は水中に潜む敵の存在に全く気付いていなかった。
愛菜を守ることばかりに手いっぱいになって。
隠れ潜む敵の看破は魔聴と言う特別な感覚を持つ詩織の役目だったというのに。
「ダメです詩織さんッ、戻ってください――!!」
詩織に変わって愛菜の元へと駆け寄りながら、理香が声の限りに叫んでいるが今の詩織には聞こえない。
ただ倒れた瞳を一刻も早く手当てしなければという、そんな一念だけですでに頭がいっぱいになってしまっている。
(待ってよ――、まだッ――)
感情に任せて伸ばしたその手が――。
(まだ私、ヒトミとなにも、話せてない……)
――視界の中で、彼方の瞳の体へとほんの一瞬だけ重なって――。
「――ッ!?」
直後、詩織は足元に猛烈な勢いで迫る音の存在に、強引に意識を現実へと引き戻されることと成った。
とっさに詩織がその場を飛びのいたその瞬間、足元の水中から瞳を貫いたのと同じ銛が飛び出して、寸前まで詩織が踏みしめていた魔力の足場があっさりと貫かれて砕かれる。
そうして現れるのは、銛の主である水の装甲を纏って体が人魚のようになった、静を襲う男性型の魚人とはまた別の女性型の人形。
「別個体――!?」
自身の戦う人形と近しくありながら、しかし全く別の姿をとった新たな人形の出現に、壁際で魚人形と交戦していた静が反射的に声をあげる。
武器の形状から考えて、恐らくこちらの方が先ほど瞳に背後から不意打ちを加えた個体だったのだろう。
水中からの奇襲後に一体の姿を見せて、しかし実際には二体目がまだ水中に潜んでいるという、悪辣極まりない二段構えの不意討ち。
とは言え、今の詩織にとってはそんな敵の策略すらももはやどうでもよかった。
「邪魔を――、しないで――!!」
空中で足場を築きながら次々と跳躍し、詩織は異次元の動きで手にした青龍刀を振り上げながら人魚目がけて距離を詰めにいく。
【音剣スキル】の力で刀身を震わせて、例え銛で防御しようとも、その防御ごと叩き斬る、そんなつもりで――。
「リルウィッ――!!」
だが詩織が人魚へと斬りかかったその瞬間、彼女の青龍刀は下から吹き上げた激流の壁によって振り下ろすその途中で押しとどめられることと成った。
(なッ――、水――!?)
腕にかかる水圧の負荷に、とっさに詩織はその場で足裏に足場を形成し、刃を押し込もうと剣を持つ腕に全力を傾ける。
だが、両足でしっかりと足場を踏みしめて、振動する刃に全体重を預けて押し込もうとしているというのに、振り下ろそうとしている刃は水圧に押し返されて一向に人魚の方へと近づけない。
剣に宿した【鳴響剣】の振動も、もとより決まった形を持たない流水が相手では、どれだけ水の壁を切り裂いても次から次へと水が供給されて前へと進めない状態だ。
(この塩素の臭い――、この敵、プールの水を操ってるの……!?)
耳をすませば、足元一帯のプールの水に、この人魚のものと思われる魔力が浸透しているのが音として聞こえてくる。
どうやらこの人魚、周囲の水を自分の体の一部として取り込んで、それを鎧として纏ったり、操作したりする能力を持っているらしい。
(ダメ――、押し返される……!! それに、このままじゃ――)
見れば、流水の壁の向こうではその壁を築いた人魚が、今度はその手の銛で詩織の胸を貫くべく刺突の構えをとっている。
身に纏う流水が銛の切っ先で渦巻いて、半端な防御程度など貫けるだけの威力をもって流水の壁ごと詩織を貫こうと攻撃を放って――。
「詩織さんッ、即刻退避してくださいッ!!」
だが銛による刺突が放たれるその寸前、そんな言葉と共に背後から光の槍が伸びてきて、ドリルのようなその先端で詩織が苦戦していた流水の壁をものの見事に貫いた。
否、貫いただけではない。輝く粒子でできたその槍の先端には、見覚えのある『火花』が大量に渦巻き、取り込まれている。
「【
直後、水の壁の向こうで大量の火花が一斉にばら撒かれ、それらが一斉に花開くように起爆する。
押し寄せる爆風が詩織の体を吹き飛ばし、しかし流水の壁越しであったが故にそれ以上のダメージを与えることなく彼女を浜辺の方へと押し返す。
「詩織さん、一度こちらに戻ってきてください――!!」
あるいはそれは全て計算ずくのことだったのか。
足場を展開して水上に着地し直した詩織の耳に届くのは、彼女を呼び戻そうとする理香の呼び声。
「闇雲に突っ込んでも余計な危険に無防備に飛び込むだけです――!! ここはいったん撤退して、なんとか体勢を立て直さないと――!!」
「――けど、早く助けに行かないとヒトミが――!!」
そんな理香の言葉に、気付けば詩織は焦りに満ちたそんな声で、背後で
「早く、ヒトミを手当てしないと……。早くあの血を止めて――、手当して――、竜昇君の治癒練功を使えば、瞳は――」
「――あなただってッ――!! ……本当はもう、わかっているのでしょう?」
けれど、そんな詩織の悲痛な叫びは、しかしより悲痛な理香の叫びによって言い切る前に中断されることと成った。
『聞きたくない』と、詩織の中で詩織の心が駄々をこねるが、しかしそんな言葉が出てきそうになる時点で、詩織自身ほとんど自覚していると言っているようなものだ。
「ヒトミさんは――、もう、助けられません……。彼女の傷は間違いなく致命傷でッ――!! 私たちには、彼女を治療できる技術も時間もない……!!」
そうして、いつまでも聞き分けのない詩織を諌めるように、理香が血を吐くような表情で彼女に対して現実を突きつける。
それは彼女が表情を崩すところを見たことの無かった詩織にとって、本当に始めて見るような悲痛なもので。
「ここには――、今だこんな状態のマナさんだっているんです……。今撤退しなければ、間違いなく私たちの中から更なる犠牲者が出ます……!!」
そして、そんな表情でここまで言わせてしまえば、もう詩織は何も言えなかった。
自身が浜辺に置いてきてしまった愛菜の手をかわりにとって、なにかを堪えるような表情でそう呼びかける、そんな彼女の姿を目の当たりにしてしまったら。
「どうやら、むこうも決着がついたようですね……。ほとんど手助けなんてできない状態だったのに、独力であの敵を打倒できるとは、流石の強さです。」
そんな詩織の姿にもう十分と考えたのか、ちょうど戦闘に決着をつけたらしい静の方へと視線をやって、理香が若干嘆息するようにそう言葉をこぼす。
見れば、先ほど静に襲い掛かっていた魚人型の人形が、今は静の持つ【応法の断罪剣】によって胴体を貫かれて消滅の憂き目に遭っていた。
どうやら剣の持つ魔力吸収効果で守りを無効化し、そのまま体内にあった核の魔本を一息に貫いて破壊して除けたらしい。
あたりを見れば壁面や通路の床に刃物で切りつけたような切断痕があちこちに残っていたが、それらの攻撃をものともせずに掻い潜って相手を仕留めるところまで行ったのはさすがと言うところか。
「小原さん――!! あなたも一度こちらに戻ってください。一度撤退して態勢を立て直します」
『――オハラ?』
と、そんな静を理香が呼び戻そうとしたそんなとき、微かに囁くようなその声を、瞳の聴覚はどうにか捉えて、聞き取ることができていた。
振り返れば瞳が倒れ伏す帆船を模した舞台の袖から、何やら怪訝そうな表情をしたハンナが、隠れていたはずのその場所から酷くあっけなくその姿を見せている。
『ア、アルハラーダ……。インクリフテア、ザイラシオ“オハラ”……?』
「なん、ですか……? いったい彼女は、私の何に反応を――?」
ブツブツと、理解できない言語で何やら独り言をこぼすハンナの姿に、海岸の理香も流石に不気味なものを感じたのか怯えるようにたじろいで、そんな理香の姿にハンナが酷く不機嫌そうに表情を歪めて、直後にその視線が海岸にいる理香から舞台上にいる瞳の方へと移されて――。
『――リ、リブルダ、イグラ、ラァッ、イグラ――!!』
ひどく不機嫌そうにそう吐き捨てて、ハンナは自身が使い魔を介して殺した少女の元へと、酷く嫌そうな様子でズカズカと歩き、近づいて行った。
「一体、何を――」
止める間もなく、ハンナが無造作に倒れる瞳のその額に手を触れる。
そして――。
自身が今まさに死に瀕しているというその事実を、瞳はどこか他人ごとのような淡々とした感情で受け止めていた。
その感覚は自分でも意外だったが、思えば自身が死ぬかもしれないというのはここのところずっと考えていたことだ。
あるいは、いつその命が失われるとも限らないその状況に、瞳の精神そのものがいつしか疲れて、あるいはマヒしてしまっていたのかもしれない。
(――ああ、でも、詩織の話を聞く約束、結局守れないままになっちゃったな)
消えゆく意識の中でそう思い、微かな未練を残したまま瞳は静に目を瞑る。
そうして脳裏に蘇るのは、本当に何でもない自身が幼いころの日常の光景。
これが走馬灯と言う奴なのか、と、微かな意識で瞳はそんなことを考える。
すでに胸からは自分の中の熱がどんどん流失して、今まさに死の淵に立っている、そんなときに思い出すこれは、恐らくそう言うものなのだろう、と。
思い出す。思い出す。思い出す。
小学校での授業の光景を。
柄にもなく読んだ本のことを。
いつ放送していたのかも定かではないテレビのことを。
他にも――。
(あ――れ――?)
そうして、脳内で再生される記憶の羅列に、しかしふと瞳は薄れゆく意識の中で疑問を覚える。
脳内で再生される記憶に、これはきっと走馬灯なのだろうとそう思った。
死にゆく自分が見るのだから、きっとこれはそういうものなのだろうとそう考えた。
けれどこれは、いくらなんでも、あまりにも何でもない記憶すぎるのではないだろうか?
と言うよりも、いくらなんでも最後に思い出す光景としてこれはない(・・)。
自分と言う人間が人生の最後に思い出すのだから、それならもっと、もう少しましな記憶があるはずだ。
たとえばそう、今この場にいない両親や弟のこととか。
飼っていた犬、小学校の時の初恋の相手、これまで出会ってきた友人知人たち、そして、このビルの中で生死を共にした彼女達や、誠司の存在。
(待って――。待って、よ――。)
だが思い出せない。どれだけ必死に思い出そうとしても、まるでそれよりこちらの方が重要だと言わんばかりに、なぜか思い出とすら呼べない記憶ばかりが脳内で再生されていく。
まるで
そしてそうこうしている間に、時間だけが無常に過ぎていく。
恐らくこれ以上のものなどないと言えるくらいに貴重な、馬車道瞳と言う少女の人生の最後の瞬間が。
(待って……。なんで、なんでよ――。これ、最後――、きっと、これ、私の最後、なの……に……)
そうして、薄れゆく意識の中でそう叫びながら、しかし瞳の記憶は変わらずどうでもいい記憶を再生し続ける。
結局、死に際に瞳が最後に瞼の裏に見たのは、今となっては酷くどうでもいい、国語の教科書の一ページの記憶だけだった。
そうして、瞳の額から抜け出すように、光の粒子が舞い上がる。
『――其は、記憶に触れうる想い手の術法――』
紡がれる言葉と共に、ハンナの手の中へと生まれ出るのは、光が集まってできた一枚の栞。
『――写し世に留める、遺憶の術理――』
「――その文言――、いえ、それ以前に貴方が話しているその言葉は……!!」
「【跡に遺る思い
その瞬間、全ての光を吸い込むようにして一枚の栞が形を成して、直後にそれが握りつぶされて、再び光の粒子となって今度はハンナの身の内へと消えていく。
それはまるで、静達プレイヤーがスキルカードを用いて技術を習得するときのように。
まるで瞳の中から抜き取った記憶を、スキルとして自身が習得しているかのように。
(奪い取ったというのですか……? 死にゆく瞳さんのその記憶の中から――。あの方が求める情報を……、私たちが使う、この言語を――!!)
「――さて、えっと、どうかな……? とりあえずこれで、互いに言葉が通じるようになったんじゃないかと思うんだけど」
そうして、静が衝撃を受けるそのさなか、全ての光の粒子をその身の内へと取り込んで、わずかな時間でその作業を終えたハンナが静達の方へと向き直る。
すでに残された命を失いこと切れた、もはや動くことの無い瞳の体を、その足元に横たえながら。
「どうかな、そこにいる人たち……。あたしの言葉、今あんた達にちゃんと通じてる……?」
ゾッとするほど流暢に、気味が悪いほど親しげな口調で、ハンナ・オーリックはそう言って笑った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます