第7話次の町へ
「・・・ゴブリン200体、ボブゴブリン130体、ゴブリンキング2体ですか」
ギルドの職員が何やら驚くような呆れるような表情で言った。
「へーそんなに倒してたんだ」
「帰る時何故かゴブリンが多く出たからな」
「・・・まあいいです。報酬は、ゴブリン200体なので20000Gゴブリンキング2体で×4なので80000Gゴブリンの巣1つごとに500Gなので合計で、80500Gです」
「ボブゴブリンは入んないんだな」
「はい今回のクエストは、ゴブリンの討伐なのでボブゴブリンは報酬の中に入りません。」
「まあ、いいか結構お金貰えたし」
「だよね~最初のクエストでここまで貰えたんだから少し頑張れば家すぐ建てられるね~!」
「ああ頑張ろう」
「ところでお二人は、明日から移動なさるのですか?」
「ん?そのつもりだが?」
「でしたら護衛のクエストを受けてみませんか?隣の町までで、500Gです」
「確か隣の町まで結構あるんだったよな」
「はい、歩いて行くと、6日ほどかかります。」
「6日か・・・所で何を護衛するんだ?」
「えーと商人となってますねただ、少々小さいですが」
「リンどうする?」
「んー?私はどっちでもいいから~お兄ちゃんが決めて~」
なんかもう疲れて休みたいと言うような顔をしているリンが疲れているような声で言った。
「じゃあ受ける」
「かしこまりました。では、ギルドカードを貸して下さい・・・はいもう大丈夫です初クエストお疲れ様でした」
「よし帰るか」
「うん早く帰ろう!」
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明日は早朝に門前に集合らしいので、帰ったら準備をしてご飯を食べて早めに寝た。
と言うことで僕たちは朝日が上がる前に門前に行ったが、まだ誰も来ていなかった。
「ちょっと早かったかな?」
「遅れるよりは良いだろ」
「まあ、それもそうだね」
「・・・来るまで何してようか?」
「待つ!」
「・・・」
「待つ!」
「うん、そうだね待つか」
「あ!おはようございます!」
声がした方を見てみると、いかにも商人が持ってそうな台車に荷物をギリギリまで積み上げ、それを馬が引いて来ているのが見えた。
「今日から約6日間よろしくお願いします!」
依頼を受けた人かも、確認せず言ったが大丈夫なのだろうか?
「ああよろしく」
「うん!よろしく~」
「あ、もう一人来るのでもう少し待っててもらっていいですか?」
「ああ大丈夫だ」
「あっ!来ましたね」
「もうみんなきてましたか。」
この人も、最初に来た人と同じような荷物を持っていた。
「では、今回の依頼を確認します。今回は、私達の護衛をお願いします。理由は、最近、盗賊の動きが活発になっていて危険なのですが、今回は、これ以上荷物を減らせません。しかし、これを盗賊に取られてしまったら大赤字は確実です。なので護衛の任務をしっかりお願いします。報酬は襲撃がなかった場合500G、後は、その時々で変化させます。」
「了解した」
「うん大体分かった~」
「じゃあ出発して歩きながら自己紹介しよう!」
「と言う訳で僕はハヤセ、商人をやっているよ!」
「同じく、アリスだ」
ハヤセの方は、赤っぽい髪を、上に上げた元気のよさそうな少年でアリスは、黒髪のロングでいつも冷静そうな少女だ。
「僕はカイト冒険者だ」
「私は、リン。冒険者で、お兄ちゃんの妹だよ~」
「ほう、お兄ちゃんと言うのは、そこのカイトとか言う少年のことか?」
「そうだよ~」
と言うような会話をしながら道を歩いていった。
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