第3章【戦場に吹き荒れる暴風】2節《迎撃=西》
急報から1刻の、日詠みの刻。スカイドラゴンハンターズギルドの精鋭10人は、それぞれシガンシナ西区・トロスト東区・シグルズ南区・ユトピア北区に散開して、リミアの大軍勢を待ち受けた。
============シガンシナ西区・レイナサイド===========
シガンシナ西区城壁外、約3000の軍勢を1人で待ち構えるレイナは。
レイナ「…【鉄血と闇の狂宴、終わらない悪夢はとどまることはない】
【光は消え去り、永遠に時を刻み続ける時計だけが残る】
【そして歪んだ世界を整合するものが現れ、闇は滅び去った】
【=ライトピクシア・サクリファイズ】
光術系特殊スキル【
そう。【
レイナ「早速飛ばしていくわよぉっ……」 白い閃光が視界を塗りつぶす。
レイナが2振りの刀を交互に振りかぶっていくごとに、1度に200人近い敵兵士が吹き飛んで行った。相手は隊長格でもLV,2か3なので、わざわざ狙いをつける必要もない。数は多いが、ただ愚直に突撃してくるだけでしかないからである。
レイナ「まったく…数に頼ってばかりで質が伴っていないのも相変わらずね」
レイナの独白は、彼女自身が巻き起こす轟音と爆炎の中に溶けていった。
接敵からわずか10分程度で、
次回2節→《迎撃=東》 END
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