skill 9

ジョブを変更し、ポーションや装備武器を買った。俺と蒼は片手剣を、莉穏は魔道書という本を買い、梓は杖を買った。やっと準備が整いレベルを上げることにした。


このゲームはこの街を起点にして周りには広大なフィールドが広がっている。まず外に出ると草原フィールドになっている。おそらくは某ゲームでいうスラ○ム並に弱いモンスターでスキルなどの練習に倒すモンスターなどがいると思う。

武器屋等は中央広場のほうが賑わっていたそうなので中央広場からどの門から出るかと相談していた。《エピソード》のフィールドはこの最初のファーストを中心に円形に広がっている。そして街の近辺では草原エリアということでどの門から出ても草原エリアなのであればと適当に東側の門から出ることにした。


東側の門から出ると視界いっぱいに草原が広がりほんとにこのがゲームの中なのかと疑わしくなってくる。やっとの思いで手に入れたゲームを全力で楽しもうと決意した瞬間だった。

「日向!早速モンスターを狩っていこーぜ!」

「おう!てか、ここではソウな?」

「わかった、わかったをそれより狩りだ!ほら!スライム!」

と、人の話を聞いてるのやら聞いてないのやら……。まぁモンスターが出たら狩るのみだなと思い背中から木でできた剣と初歩の武器を抜き出す。もはや、木剣だな……。後ろで話していた莉穏と神無月も武器を構えている。そして、蒼はというともうスライムの目前まで肉薄し最初の一振りを入れていた。そして、スライムのHPバーが三割減少した。その後に莉穏と神無月はというと周りに三つ程白っぽい色の球体を生成していてそれがスライムに向かってとんでいき六発中四発が当たり二発はスライムは避けてしまった。4発当たったことにより三割減少と蒼の一振りと同じ減少量であった。残りのHPは四割となり緑色だったHPバーは黄色の危険域に達した。ここでスライムが反撃とばかりに今この場で一番ヘイト値の高い蒼へと突撃していった。蒼は初めての戦闘ということもあって避けられず当たってしまい一割ほど削られた。俺はスライムが突撃している間に剣を下方に下げ黄色の光を剣に帯びて俺は走り出した。スライムの背後をとりこのゲームでやりたかったとをやらせてもらった。

「《スラッシュ》!」

俺が叫ぶと黄色のエフェクトの線が下から斜めに上と軌跡を描いた。片手剣の初歩スキルの《スラッシュ》だ。四割あったスライムのHPは綺麗になくなりポリゴンとなって四散した。

「ひな…ソウ!なんで先にスキル使うんだよ。俺が先にやりたかったのに……」

「まぁそう言うなよ。てか、今名前呼びかけたろ?」

「じゃあ次はあえてあたしがスキル使っちゃおーかなー?」

いたずら顔でいう莉穏に蒼がガミガミ言っている。それを見ながら神無月と二人笑ったのだった。


それからしばらくスライムを狩りレベルを上げていくことにした。



----ステータス----

名前:sou〈日向〉

職業:ウォーリアLv.3

レベル:5

HP:180/180 MP:180/180

ステータス振り:20

物攻:9+8+6

物防:5+8+4

魔攻:6+8

魔防:5+8

敏捷:10+8

器用:6+8

体力:5+8

魔力:5+8


•スキル 残り SP 2+8

片手剣スキル SP【1】

片手剣スキル《スラッシュ》 SP【2】



----ステータス----

名前:blue〈蒼〉

職業:ウォーリアLv.3

レベル:5

HP:270/270 MP180/180

ステータス振り:20

物攻:8+8+6

物防:8+8+4

魔攻:6+8

魔防:6+8

敏捷:3+8

器用:5+8

体力:10+8

魔力:5+8


•スキル 残り SP 2+8

片手剣スキル 【1】

片手剣スキル《スラッシュ》【2】



----ステータス----

名前:Rio〈莉穏〉

職業:魔法使いLv.3

レベル:5

HP:80/80 MP:120/120

ステータス振り:20

物攻:6+8

物防:5+8

魔攻:13+8+6

魔防:5+8

敏捷:6+8

器用:6+8

体力:3+8

魔力:7+8+4


•スキル 残り SP 2+8

魔道書スキル【1】

魔法スキル《レイ》【2】



----ステータス----

名前:azuki〈梓〉

職業:アコライトLv.3

レベル:5

HP:190/190 MP:350/350

ステータス振り:20

物攻:6+8

物防:5+8

魔攻:3+8

魔防:7+8+4

敏捷:5+8

器用:6+8

体力:6+8

魔力:13+8+6


•スキル 残り SP 2+8

杖スキル【1】

回復スキル《ヒール》【2】

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