短編なのですぐ読めます。綺麗事でも美化でも悲劇でもなく。過ぎた出来事と今ある人々のヒトコマに確かな躍動を感じます。いつか自分も大きな一発を打ち上げられる人間になれたらいいな。何かを培う努力はやめたくないな。そんな風に思いました。
短い話でしたが、主人公、両親、コサカさんのキャラクターが活き活きしていて、物語に入り込みました。大きい花火を上げるまでの彼のこれからの物語も読んでみたいです。